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幸せを願い、自らの手で花嫁支度を
母の想いに会場中が感動に包まれて

2016/04/02

披露宴会場は、92年の歴史を刻む邸宅「ラッセンブリ広尾」で。木を贅沢に使った邸内は、和装も洋装も美しく映えるクラシカルモダンな雰囲気。貸し切りなので周囲に気兼ねすることなく、プライベート感あふれるおもてなしが叶う。

 挙式は代々木八幡宮で。披露宴は洋館を舞台に

 結婚式の会場選びを始めたふたりがまず条件に挙げたのが、綾野さんのお母さんによる花嫁支度ができること。結婚式の介添えさんになるのが夢というお母さんは、「私が一番最初に花嫁衣裳の着付けをするのは娘」と決め、数年前から着付けの勉強をしていたそう。縁あってラッセンブリ広尾を見学に行き、「母の着付けOK、和装も映えるクラシカルな雰囲気、おいしい料理とすべてがそろっていて、迷わず決めました」。
 挙式は「都心なのに緑が豊かで、落ち着いた佇まいが一目で気に入りました」という代々木八幡宮で。

新宿や渋谷からも近い都心にありながら、深い緑に包まれた代々木八幡宮が挙式の舞台。親族のみが列席し、参進から始まる由緒正しい神前式に、「気持ちがピリッと引き締まりました」と、ふたり。「白無垢が着たかった」という綾野さんの着付けは、お母さんが自らの手で。ふたりにとってかけがえのない時間を共有できた上、リラックスして支度できたそう。

  当日は、お母さんの手で白無垢をまといその後の披露宴では、お母さん自らが花嫁支度をしたことをゲストに披露。お母さんに手を引かれて綾野さんが色打掛で登場すると、会場中が大きな感動に包まれた。「家族やお世話になった人たちをおもてなししたかった」との思いから、こだわった料理とワインを存分に楽しんだゲストにふたりの思いはしっかり届いたようだ。

以前、飲食関係の仕事をしていて、ワインアドバイザーの資格も持っている健介さん。かつて働いていた店の支配人だった方と勝沼ワインの蔵元巡りをして、この日のために2種類の白ワインをセレクトしてゲストにふるまった。自慢の料理はフランス料理と日本料理が融合したオリジナルのフレンチ懐石。

綾野さんのお色直しのための中座は、お父さんのエスコートで。ちょっぴり照れくさそうにしながらも、とても嬉しそうなお父さんの笑顔が印象的。

お色直しではウエディングドレス姿を披露。ブーケは、色打掛のときも持ったもので、和洋どちらにも似合うようにとオーダー。会場の一角には、7年前に亡くなった健介さんのお祖母さんの遺影を。バラをお祖母さんに捧げ、結婚を報告した。

 こだわりポイント

 

母の手で娘の花嫁支度を。母娘で共有した貴重な時間

お母さんが介添えさんを目指して勉強していることや、最初の花嫁衣裳の着付けは娘でという思いを知っていた綾野さんは、まずそれができることを大前提に会場を決めた。披露宴の入場前に司会者がその旨をゲストに紹介。綾野さんと一緒に入場し、温かい拍手に迎えられてお母さんが思わず涙ぐむシーンも。

 

プロフィール〉

高橋健介さん
綾野さん
挙式日:2015年10月11日
挙式:代々木八幡宮
披露宴:ラッセンブリ広尾

 

初出:日本の結婚式No.20 取材・文/渡辺公子