全国各地の素敵な和婚情報が結集!日本の結婚式オフィシャルサイト

記事を読む / 先輩カップルの和婚実例

アメリカ人の彼と決めた
日本の伝統文化を感じる結婚式

2015/11/02

花嫁とその家族のため日本での結婚式を提案

アメリカ・フロリダ在住のふたり。「故郷を大切に思いながらもなかなか帰る機会のない私のために、彼が日本での結婚式を提案してくれました」と順さん。日本を知ってほしいと、ふたりで話し合って和の伝統を実感できる神前式を選んだ。披露宴は、日本のゲストの思い出にも残るようなユニークなものにしたかったそう。「フロリダといえば海、海といえば船ということで、船を思いつきました」。 当日は支度のあと、人力車で挙式会場の浅草神社へ。沿道の人々からの「おめでとう!」の声に、結婚を実感したという。さらに順さんは「彼の着物姿や神前式に臨む真剣な姿勢に感動しました」とも。

挙式前に浅草の街を人力車で回って神社へ。祝福の声をたくさんかけられ、人力車から彼と一緒に見た東京の風景は忘れられないものになった、と順さん。

誓詞奏上は日本語で。意味を英語に訳し、理解した上で読み上げられるように、何度も何度も練習を繰り返したそう。厳かな神殿内でみんなに見守られ、ブライアンさんの堂々とした誓詞奏上や三々九度に、感動したという順さん。「神前式を選んでよかったと心から思いました」。挙式後は、神社の境内で記念撮影。緊張もほぐれ、自然と笑みが。

挙式後は、屋形船に乗り込み披露宴。ほとんどのゲストが初体験だった屋形船そのものも印象的だったが、鏡開きやインタビュー、お台場に停泊しての写真撮影、カラオケなど、盛りだくさんの演出で楽しく過ごした時間は、ふたりにとってもゲストにとっても思い出深いものに。伝統的&ユニークな結婚式は、人と違ったことをするのが好きな順さんらしいと大好評だった。

披露宴で順さんが一番印象に残ったのが鏡開き。全員の「よいしょ!」という掛け声で酒樽のふたを開けた瞬間の盛り上がりは、今でも鮮明に思い出すほど。フラッシュの嵐の中、お互いに升酒を飲ませ合うファーストドリンク(!?)もいい思い出に。

お台場で停泊し、東京の観光名所をバックに記念撮影。

日本にいる順さんの仕事関係の友人たちは全員、着物で参加。驚くと同時に結婚式のコンセプトを汲んでくれたんだなと、とてもうれしかったそう。ゲストからは、普段なかなか考えることのない「日本人であること」を再認識した素晴らしい経験だったとの声も。

こだわりポイント

成人式に買ってもらった振袖を打掛の下にまとって

披露宴では、色打掛にチェンジ。打掛の下に着たのは、成人式のときにお母さんが用意してくれた振袖。「10年以上の時を経て、こうして違った
形でお披露目できて感激でした」と順さん。将来、娘を持つことがあったら、ぜひ受け継いで着てほしい、という夢もできた。ブライアンさんは打掛や振袖の重さに驚いていたそう。 

<プロフィール>

トマス・ブライアンさん
真柄・トマス・順(すなお)さん
2015年2月22日
挙式会場:浅草神社
披露宴会場:屋形船 濱田屋 (神社結婚式jp)

初出:「日本の結婚式」No.19より 取材・文/渡辺公子