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自宅着付〜大好きな人たちに囲まれて
生まれ育った家から嫁ぐ幸せ

2015/10/30

和室で着付け開始。いとこはできあがるまでずっと見ていたそう。「そんなオープンな雰囲気も自宅着付のいいところですね」と花嫁は語る。 だんだん着付ができあがってきたところで、親戚や近所の女性たちが集まり、花嫁支度を見守っていた。

古くからの慣習がまだ残る茨城・鹿島。そこで生まれ育った先輩花嫁Tさんは鹿島神宮での挙式を決めた時、自宅で支度ができたらと考えた。

「地域のお祭りやお正月、そして私のお節句や七五三、成人式のときなどは、決まって祖母や母がご馳走を作ってくれ、親戚の人を招いてお祝いをしてもらっていました。そんなふうにして育ったからでしょうか、結婚するときも当然のように、自宅で支度をしたいと思いました」ただ、東京で仕事をしているTさんは、当時多忙を極めていた。準備もなかなか思うようにできず焦っていたある日、たまたまインターネットで検索して「ウエディング代官山エフ」を見つけ、目黒が職場の近所だったこともあり、さっそく足を運んだ。「何より、試着させていただいた白無垢がとてもきれいだったのが印象的でした」とTさん。シニアコーディネーターの花ヶ崎敏子さんに自宅での着付を相談したところ、「私も茨城出身で鹿島神宮はよく知っている場所です」と快く引き受けてもらい、とても心強かったと振り返る。

床の間に飾られた結納品。お義父さんやお義母さんが用意してくれたものでそういうひとつひとつに改めて結婚を実感したという。

左/支度を終えお母さんとふたりで語り合う。自宅着付けの一番の魅力は嫁ぐ前のかけがえのない時間を家族と一緒に過ごせること。右/ふちに配した差し色の赤が映える白無垢。文金高島田のかつらと角隠しがとてもお似合い。「雑誌で見て憧れていた『かなすぎ美容室』のかつらだったのが嬉しかったです」とTさん。バージンロードを歩かなかったので、お父さんお義父さんとのツーショットはいい記念に。

「私がチームを組むのは、結婚式の現場で豊富な経験をもつベテランばかり。安心してお任せください」と花ヶ崎さん。当日は花ヶ崎さんと美容、着付の計3人でTさん自宅を訪れ、両家のお母さんと新郎新婦の支度を開始。「最初は家で支度ができたら楽だなと思いついたことでしたが、家族がとても喜んでくれたことは嬉しい驚きでした。四世代家族の中で育ち、近所には親戚の人がいて、小さいころはみんなに遊んでもらっていました。私の実家から近い鹿島神宮での挙式に快く賛成してもらえた義父・義母(新郎家)にも大変ありがたく思っています」

先輩花嫁からのコメント

自分の慣れ親しんだ場所で、結婚という人生の節目を迎えられたのが感慨深かったです。花ヶ崎さんには、明るく楽しく相談に乗ってもらいました。必要なこと、そうでないことが明確で、最小限のコンタクトで想像以上の結婚式に仕上げていただき、さすがプロ。鹿島神宮での介添えもありがたく、お任せして本当によかったです。

初出:「日本の結婚式」No.16より 取材・文/渡辺公子