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日本の結婚式No23 CoverStory 
乃木神社 乃木會館〜よりそひ守 つれそひ守〜

2016/12/19

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東京・赤坂にある乃木神社は、思わず手が伸びる愛らしいデザインの「よりそひ守」で有名。結婚が決まったふたりのためだけの特別なお守りにはご祭神となられた夫婦の、愛と真心の物語が受け継がれる。結婚したら「夫婦和合守」、その先の「つれそひ守」としていつの日も変わらず神社はそこに在り、ふたりを見守り続ける。 

激動の時代を生きた夫婦の御祭神に見守られて

東京有数の繁華街・六本木に程近い緑の杜に佇む乃木神社。ここは「乃木坂」という地名の由来となった乃木希典大将と妻の静子夫人が生前暮らした思い出深い場所。明治天皇大葬の日に自ら殉じた並々ならぬ忠誠心は当時の人々に感動を与え、全国各地に神社が創建されたという。なかでも、ご夫妻が暮らした乃木邸の隣に建つ乃木神社には今日も多くの参拝者が訪れる。激動の明治期を描いた歴史小説やドラマの重要な登場人物でもある乃木大将。国家的重責を担う夫に最後まで寄り添って生きた静子夫人は、どんな人だったのか。その素顔を知る人々の記録では、いつでも穏やかな笑顔で乃木大将を迎え、簡素で趣味のよい生活を楽しむ素敵な女性だったという。深い愛情で結ばれた乃木夫妻を御祭神としてお祀りする乃木神社で、いまでは結婚式が多数行われている。明るく親しみやすい人柄だったというご夫妻にふさわしく、厳かな神社挙式でありながらも、どこかアットホームで温かみも感じさせる結婚式が叶えられる。

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乃木大将は長州の出身で、生涯のほとんどを軍人として生きた。ドイツ留学、大英帝国での閲兵体験など海外生活も豊富で、当時の男性には珍しい愛妻家でもあったという。薩摩藩出身の静子夫人は、若くして乃木家に嫁ぐ。生まれた2人の男児は父を継ぐように軍人の道を選び、惜しくも戦没。在りし日の一家の写真が乃木神社にいまも残されている。

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乃木神社の「よりそひ守」は、もともと結婚が決まったふたりのため末永く寄りそっていただけるようにと願いが込められたお守りだが、白無垢と紋服の可愛らしいデザインがカップル以外にも注目を集めているという。

これまでの50年、これからの50年「結婚式からはじまるお付き合いを」

乃木神社が、結婚式を通して何よりも大切にしてきたのは、夫婦和合の御祭神が伝えられた愛と誠実、真心が若い夫婦の心のなかに生き続け、幸せな家庭が築かれていくのを見守ること。ここで結ばれたふたりが家族と一緒に帰って来られる、そのための場所が乃木神社にはある。節分、桃の節句、夏祭りなど、神社では年間を通して多彩な催しが開かれていている。また、生まれた子どもの初宮詣や七五三詣など家族の特別な日のお参りに、乃木會館の充実した設備やサービスを利用できることは、乃木神社で結婚式を挙げる魅力のひとつだ。激動の時代を生きた夫婦が御祭神となられてからも、乃木坂界隈の街は変貌を続け、私たちのライフスタイルも当時とは大きく変わった。それでも変わることのない、夫婦という価値を守る場所であり続けるために。平成30年に創立50周年を迎える乃木會館では、さまざまな記念企画の準備が着々と進んでいる。


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数ある会場のなかでもドレスが似合うクラシックでエレガントな雰囲気の「棗」(なつめ)。本物のステンドグラスは、「100年後も在り続ける場所」であることをめざす乃木會館のひとつのシンボルとなっている。

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結婚するふたりの「よりそひ守」に対し、既に夫婦となり年月を積み重ねられた夫婦のためのお守りとして、乃木神社ではこれからも長く「 つれそって」いけますようにと願いを込めた「つれそひ守」を授与している。乃木會館での披露宴では、 両親への感謝の気持ちを表すものとして、これからも元気で仲良くと贈る方も多いそう。

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日本の伝統的な神社建築でありながら、どこかモダンな印象の乃木神社。渡り廊下でつながる乃木會館は、和の様式美を巧みに取り入れた、洋の近代建築。隣り合って違和感のない2つの建造物は、同じ1人の建築家・大江宏が約50年前に手がけたもの。その景観は、青山と赤坂という東京でも屈指の2つの商業エリアをつなぐ洗練された大人の街・乃木坂の、変わらないランドマークとなっている。写真右撮影:ヒサダ トモキ

初出:日本の結婚式No23 撮影/鍋島徳恭 着付・スタイリング/杉山幸恵 ヘア&メイク/久保りえ モデル/葛岡 碧、龍之介 衣裳/乃木會館衣裳室(マ・シェリ、ブランビジュー) 飾花/乃木會館生花室(花門フラワーゲート)