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和と洋の融合!国宝・迎賓館赤坂離宮から
桂由美が日本の伝統工芸技術を世界に発信

2018/02/28

ブライダル・ファッション業界のパイオニアである桂由美氏が、2月20日、国宝・迎賓館赤坂離宮(東京都)で「BEYOND EAST&WEST(東洋と西洋を超えて)」と題したフロアショーを開催。友禅染や西陣織、絞りなど、日本の伝統工芸技術を駆使して制作したドレスや着物62点が一挙披露された。

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葛飾北斎「富獄三十六景 凱快晴」のボリュームドレス

浮世絵の世界がユミラインのドレスに

伝統ある日本の着物技術が失われていくことを憂えた桂由美氏が6年前にパリコレクションで初披露し、ヨーロッパや中東諸国のファンの心をしっかりとつかみ好評を得ている『YUMI YUZEN』シリーズ。今回のショーでは、今年1月のパリコレで発表されたばかりの新作、北斎に大きな影響を受けたとされているモネの「睡蓮」やゴッホの「バラ」をテーマにしたドレスも取り上げられた。

なかでも注目は、江戸時代に活躍した浮世絵師、尾形光琳、伊藤若沖、俵屋宗達、鈴木其一、そして葛飾北斎の作品をテーマにデザインされた、華やかなドレスの数々だ。

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モネの絵画ような大胆なタッチを、ふくれジャガードにプリントしたティアードドレス

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左 モネの「睡蓮」を西陣織で表現したミニドレス/ 中央 俵屋宗達の「白象図」を西陣織で表現したドレスコート/ 右 ぼかし染めに百合のモチーフを施し、鈴木其一「藤花図」を表現したロングドレス

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江戸時代の絵師、伊藤若沖の「老松孔雀図」がモチーフとなっている西陣織のウエディングドレス。4メートルのトレーンに1枚1枚刺繍され、143枚の羽根が施されている究極のオートクチュールドレス。ゴージャスな迎賓館赤坂離宮で、より華やかに。

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左「桜花に富士」を手描き友禅と絞りで表現したユミラインドレス/右. 鯉の滝登りを描いた「登龍門」をモチーフにしたアシンメトリードレス

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有名な「富獄三十六景 神奈川沖浪裏」を表現したドレス

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左 鈴木其一「百合と渓流国」を手描き友禅で表現した着物風ドレス / 右 アンリ・リヴィエールの「風」と「諸国瀧周り 下野黒髪きりふりの滝」を融合したロングドレス

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伊藤若沖の「鳥獣花木図」の屏風絵柄を描いたロングドレス 

 

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 左「ニ美人図」と「柳に燕図」を手描き友禅で表現 / 右「北斎漫画」より相撲と町娘をアップリケしたコート

国宝・迎賓館赤坂離宮で初となるファッションショー

会場となった迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所としてつくられたもので、当時の日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築。その後、日本が国際社会へ復帰していくなかで外国の賓客を迎えるため、昭和49年に改修し迎賓館として開館した歴史をもつ。

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また、別部屋では名工による手刺繍や手描き友禅技術の実演も紹介された。

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純白のウエディングドレスや打掛、十二単などの伝統衣裳も発表

また、本パールを約10,000個使用したマリエなど純白のウェディングドレスや、伝統的な打掛や十二単もお目見え。50年以上にわたってブライダルファッション業界を牽引しながら情熱を絶やすことのないユミカツラワールドは健在だった。

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日本初のブライダルファッションデザイナーとして歩んで53年、パリコレクションで『YUMI YUZEN』を発表してから6年。桂由美自身が長年の夢だったと語り、迎賓館赤坂離宮において初開催となったファッションショーは、互いにシナジーを高めあいながら、大盛況のうちに幕を閉じた。

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