和装のヘアスタイル徹底分析
髪型と和装ヘア小物スナップ
白無垢や色打掛といった婚礼和装を選んだら、髪型をどうしたらいいか・・・悩んでいる花嫁の声は多い。この記事では、大阪の神社住吉大社で、長年多くの結婚式の支度をサポートし、より美しい花嫁姿を創ることを日々研究し、アドバイスをしている住吉大社吉祥殿の皆さんに話を聞いた。
花嫁のヘアスタイル~かつら~

全かつら(文金高島田)
地毛は全て納めてかつらを被せる。住吉大社では一番多い挙式のヘアスタイル。サイズも豊富に取り揃えており、自分に合ったかつらを選ぶことができる。

半かつら
フェイスラインは、自身の髪の毛で、被せたかつらに結いつける。全かつらより少し小ぶりでおでこや耳が出る。現在では時代劇などにもよく使用されていて、かつらでも自然な感じが好みの新婦におすすめのスタイル。
花嫁のヘアスタイル~地毛結い~

華結(はなゆ)い(文金高島田)
地毛で結い上げるので、顔立ちに合わせて結い上げることが出来る。髷(まげ)はつけ毛を使用できるので、髪の長さは肩下15cm程、前髪は鼻先程あれば結い上げは可能。
びんつけ油を使わないスプレー仕上げにも出来、お色直しで洋髪にチェンジも可能!

新日本髪
カジュアルな印象が好みの方におすすめ。文金高島田より小ぶりで可愛らしい印象に。かんざしはもちろん、花やヘッドアクセサリーで、自分らしいスタイルが自由に出来る。
尾長(おなが)

尾長
大名のお姫様だけが結うことを許されたたいへん高貴な髪型。色打掛に合わせて、デザインも選べる。

綿帽子

綿帽子
かつらの上に被る。白無垢を着て行う神前挙式でのみ用いるもので、披露宴やパーティでは外す。
角隠し

角隠し
武家の子女が外出する際につけられたもの。戦後に花嫁スタイルとして定着したといわれる。
和装に合うヘア小物
和装のヘアスタイルに合わせる小物も多くのバリエーションがある。住吉大社吉祥殿で挙式をした花嫁の写真を参考に、かんざしやお花など、自分のしたいヘアスタイルを見つけてみて。













美しい日本の結婚式を・・・
和装やヘアメイクの相談も出来る住吉大社

長年、数多くの神社挙式を執り行う住吉大社では、和装やヘアスタイルの知識も豊富なスタッフが、美しい日本の結婚式をサポートしてくれる。地毛で日本髪を結うには高い技術が求められる。住吉大社の美容担当のスタッフが、日々勉強し、鍛錬し、日本の伝統を守るという誇りを持って、髪結いをしてくれているのだ。