和楽器でつくる家族婚の新しいかたち「和奏婚」
2016.05.12
今までになかった和婚のカタチが完成したのは2015 年12月。10歳の頃から筝・三絃をたしなみ現在プロの奏者として活躍する金子さやかさんを妻にもつプランナー岩泉ピアンさんが独立を考えた際、ふたりにしか成し遂げられない結婚式がしたい!と考え抜いた末に創り上げたのが「和奏婚」。
そもそも現代社会において和楽器に親しむ機会はすくなく、プロ奏者の活躍の場も限られていることを残念に感じていたという岩泉さん。久しぶりに妻の舞台を見た際に「こんなに素晴らしいのだから、もっと多くの人に聴いてもらいたい」と考えたという。
和奏婚はプロ奏者による筝と尺八の演奏のなか、両家の育った土地の水を合わせる「水合せの儀」や「指輪交換」などが行われる。穏やかな音色で奏でられる曲目はJ-POPや洋楽を和楽器用にアレンジしたオリジナル。ふたりが希望する曲をアレンジして演奏もしてくれる。奏者はいずれも講師などを務める実力者ぞろい。都内および首都圏のさまざまな場所に出張可能で、神社や式場でなくても結婚式ができるのが和奏婚の特徴だ。
ありそうでなかった「和奏婚」。親しい人や家族にこそ結婚を誓いたいというふたりはぜひ。
9年間のプランナー生活で500組以上のプランニング経験を持ち、ゲストハウスの支配人も務めた代表でありプランナーの岩泉ピアン氏さんと筝教室などでも指導するプロの筝奏者・金子さやかさん。ふたりだから叶えられる結婚式をどんどん広めていきたいという。
和奏婚のプランは「挙式+会食プラン30万円〜」と「挙式+披露宴トータルプロデュース 40万円〜」平日は3万円OFF!
初出/日本の結婚式No21