城南宮

城南宮は、平安遷都の折、都の南に守護神として創建された、１２００年余りの歴史を持つ神社。古来、方角の災いを除く方除・十方円満の神社、また旅行安全・交通安全の神様として篤く信仰されて来た。現在も新居を構える際に、その安全と夫婦円満を、また新婚旅行の安全を祈願する夫婦が絶えず訪れる。平成８年、創建１２００年を記念し、平安貴族の寝殿造りを採り入れた優美な神楽殿が完成。三方を大きな窓に囲まれ、雅やかな曲水の宴が執り行われる平安の庭の池水を臨む、木漏れ日が差し込む明るい建物だ。