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七社神社で「朝日舞」が寿ぐ神前結婚式
御衣黄と福禄寿、二色の八重桜が彩る

2016/06/17

東京・北区にある注目の神社「七社神社」をご紹介。境内にある御衣黄(ギョイコウ)と福禄寿(フクロクジュ)という二種の八重桜がメディアで紹介されるなど有名で、最近では結婚式も積極的に行われているという。ならば!と編集部員Wが突撃。住宅街の一角にある清浄な心安らぐ空間に大感激のひとときだった。

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東京メトロ南北線「西ケ原駅」を出て本郷通りを少し歩くと右側に七社神社の石造りの大きな鳥居が見えてくる。住宅街の参道の先に大通りからすぐの場所にあるとは思えない鬱蒼とした緑に包まれる七社神社は西ヶ原駅からわずか徒歩3分。鳥居をくぐり境内に足を踏み入れるとそこには静謐な空間が広がる。たくさんの木々に囲まれているというのに境内には落ち葉もなく美しく清浄な空気が流れている。それは毎朝、近所の氏子の方々が境内を掃除してくれているからだという。地元の人々に慕われ崇敬される七社神社。ここには一本杉という江戸時代、江戸を訪れる人々が目印にしていたというご神木がある。時代小説などにも登場する樹齢千年を超えるこの一本杉は明治四十四年に枯れてしまったが幹を残し今もご神木として祀られている。そのほかにも境内には御衣黄と福禄寿の美しい紅白の花を咲かせる八重桜やご神木の大銀杏などがあり、美しい日本の四季を描きだしてくれる。

写真左:拝殿前の八重桜の御衣黄と福禄寿 写真右:ご神木の大銀杏。

七社神社オリジナルの儀式

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七社神社のオリジナルの儀式に、境内の八重桜である御衣黄と福禄寿が描かれた絵馬に新郎新婦が願いをしたためるというものがある。ふたりの願いが書かれた絵馬は神前式の間は御神前に置かれ、神前式の後はご神木の大銀杏の周りに結ばれる。

七社神社の神前式

七社神社の結婚式は社務所と拝殿を繋ぐ、柔らかい陽が差し込む渡り廊下の参進から始まる。社務所でゆっくりとお仕度を行った後、渡り廊下を通り、拝殿へと向かう。もちろん境内を朱傘をさして参進することもできるが、天候に左右されない渡り廊下の参進を選ぶふたりも多いという。

写真上:拝殿と社務所を繋ぐ渡り廊下は絶好の撮影スポットでもある。緋毛氈と赤い色打掛があいまって華やかな雰囲気をつくりだしている。このほかにも窓から降り注ぐ自然光が緑やパステルカラーの色打掛や白無垢姿の花嫁も美しく輝かせる。

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歴史ある拝殿に入り、雅楽の生演奏の荘厳な雰囲気のなか粛々と神前式は進んでいく。結婚式を七社神社で行うと決めてから挙式当日の1週間前までに神前式の流れと式次第や誓詞奏上の説明を神職自らが行ってくれる。そのため、当日はひとつひとつの儀式の意味をしっかりと理解した上で神前式に臨むことができる。玉串拝礼や誓詞奏上などふたりが行う儀式についてもやり方や意味などを教えてくれ、一通り当日の流れにのっとったリハーサルを行ってくれるので安心だ。

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さらに七社神社で珍しいのは通常、神前式では巫女が舞う「巫女舞」を奉奠するのだが、七社神社では祭主自らが舞い踊る祭祀舞「朝日舞」が行われる。神前式で祭主自らが舞い踊るのは都内では七社神社より他ではなかなか見られない珍しいものだ。

七社神社で結婚式を行った後、簡単な会食なら社務所で行うこともできるが、周辺に料亭やレストランなどがあるので、そこで披露宴やパーティなどをするものいい。七社神社の結婚式は一日一組のみなので、ゆっくりと準備をして会食や披露宴に臨むことができるのも嬉しい。

四季折々の自然が美しい境内でロケーションフォト

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写真上:七社神社の境内のいたるところが美しい写真を残せるフォトスポット。結婚式の前後に豊かな自然に包まれて最高の一枚を撮ろう。

可愛い赤ちゃん狛犬を見に行こう!

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写真左:母狛犬 写真右:父狛犬 両狛犬ともしっかりと子どもを守っている。

七社神社の結婚式に興味がわいたら、まずお参りに行ってみよう。七社神社の歴史は古いが1793年の火災により古文書、古記録などを消失してしまったため詳しいことはわかっていない。七社神社の旧社務所は神社のすぐ隣に別邸を構えていた渋沢栄一の寄付により1920年に建てられた。現在の社務所は昭和42年に建て替えられたが今もなお社額をはじめ、諸氏の奉納品の数々が納められている。社殿は1893年に建てられたもので戦火を免れ今もなおその姿を保っている都内では珍しい神社だ。道路を挟んで辺り一帯は火の海となり、当時は家を失った多くの氏子たちが社殿で寝泊まりしていたという。七社神社の狛犬は夫婦で雄も雌も子どもを抱え守っている。このことから安産祈願の神社としても有名で多くの参拝者が訪れている。家族団らん仲良しの可愛い赤ちゃん狛犬を撫でればきっと安産に恵まれることだろう。

撮影協力:嘉ノ雅 茗渓館