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現代スタイルの「祝言」で楽しく温かい結婚式を

2017/04/29

古来「祝言」と言われていた結婚式は、三々九度の杯を酌み交わし、家族の契りを交わした後は、三日三晩飲めや歌えやの宴会スタイルで行うものでした。現代社会においては、そんな長時間にわたる宴会は難しくなりましたが、今回取材した結婚式は、厳粛な神社挙式の後の披露宴の中にそのエッセンスをギュッと凝縮し、笑いあり涙あり、まさに現代の祝言というような楽しい二時間半でした。

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神社挙式

北区西ヶ原の七社神社。近くには桜の名所飛鳥山公園もあり、社殿前に咲く御衣黄(ぎょいこう)と福禄寿(ふくろくじゅ)という紅白の八重桜がたいへん有名な神社です。また、古事記にもある「国産み」を成し遂げ、多くの神々を生み出したとされる「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「伊邪那美命(いざなみのみこと)」も七社神社のご祭神です。都心から少し離れた閑静な住宅地、東京メトロ南北線「西ヶ原」駅からすぐ、参道を抜け、本殿前まで段差もなくベビーカーでも参拝しやすいと、若い子連れ夫婦にも人気の神社。

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雅楽が好きで、挙式の際の雅楽を、二管の予定から三管に変更されたという新郎俊男さん。龍笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)・笙(しょう)の音色に導かれ、渡り廊下を進む参進から、式がスタートしました。新婦千鶴さんの花嫁姿に、列席の友人から「かわいいね」「きれいだね」というささやき声も聞こえてきました。

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七社神社は、巫女の舞ではなく、男性神職による「朝日舞」が奉奏されるという珍しいスタイルも特徴です。とても力強く、見応えがありました。「誓詞奏上(せいしそうじょう)」という新郎新婦が神様に結婚の誓いをする場面に、読み上げられた「相和す」「相信ず」という言葉がたいへん印象的でした。挙式に際し、おふたりが夫婦となり、その決意の言葉を書いた絵馬を、式後に奉納する、という儀式も七社神社ならでは。

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 40名以上参列した大人数での神社挙式は、緊張感もありつつ、式後の集合写真の際はとても賑やかな雰囲気に。初めて神社での挙式に参列したという新郎の友人は、「日本的でよいものですね!」と語ってくれました。

披露宴

1052_0F7A0642_2七社神社からも比較的近く、東京駅や池袋駅からもアクセスしやすい丸の内線「茗荷谷」駅徒歩1分の嘉ノ雅茗渓館がこの日の披露宴会場。1日1組のみなので、神社挙式の時間に合わせて披露宴開始時間も設定できる、神社挙式後の披露宴によく選ばれる会場です。大学の音楽サークルを通じて出会ったというおふたりは、「楽器の演奏が可能な会場」ということでも、この会場を選ばれました。この日は満開の桜がゲストを出迎えていました。

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今回、おふたりの結婚式をプランニングしたのは「スウィートマカロン」代表の野田真奈美さん。取材前に伺った話によると、「これまで経験したことのない進行です。」・・・数々の婚礼プロデュースをされているプランナーの野田さんが経験したことのない結婚式とは?!

映像から始まる今回の披露宴は、もはや、ショーという言うべきか・・・。多くのゲストが巻き込まれ(?!)、友人はもちろん、親族からも笑いが絶えない不思議で楽しい演出が次から次へと。

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オリジナルの儀式が終わると、カーテンが開き、窓の外に満開の桜が広がります。家族で鏡開きを行い、ザ・大宴会といった披露宴が始まりました。1103_0F7A0769

おふたり、ご友人、そしてご両親も音楽好きということで、様々な楽器による生演奏のオンパレード。何と、お色直しの入場は、生演奏に乗せて、新婦千鶴さんのお父様の生歌が披露されました。これには、親族も大盛り上がり。会場が一体となりました。

20170408譌・譛ャ縺ョ邨仙ゥ壼シ・1112_AN1D0174そんな笑い声に隠れて、メインテーブルで新郎俊男さんに娘の千鶴さんを引き渡す瞬間のお父様の一瞬の表情に、近くにいた友人たちもハッと息をのむ瞬間も。

222 三日三晩の大宴会を、二時間半に凝縮した披露宴もあっという間。その後、二次会では、ロングヘアをばっさりカットし、ショートヘアになって入場した千鶴さん。とにかくゲストを楽しませ、自分たちもとことん楽しむ、明るいおふたりらしい結婚式の一日でした。

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 カップルデータ

 新郎:鈴木俊男さん
 新婦:千鶴さん
 挙式日:2017年4月8日
 挙式:七社神社
 披露宴会場:嘉ノ雅茗渓館

取材協力: 嘉ノ雅茗渓館

スウィートマカロン野田真奈美(03-3481-3458)

  写真/アンズフォト安澤剛直(03-6431-0959)

 取材・文/日本の結婚式navi 雨海友姫