【花嫁の和装snap】
きれい色の打掛と黒引き振袖
和の花嫁衣裳は、白無垢か、赤あるいは黒の色打掛が選ばれることが多い。でも、よく見てみると日本の四季のように、花嫁の和装はカラーバリエーションもさまざまにある。ちょっとだけ珍しい、きれいな色のきものを選んだ先輩花嫁たちの着こなしをチェックしてみよう。こちらも最近は珍しくなった、しかし根強い人気の黒引き振袖の花嫁姿も素敵。
神社の雰囲気にもぴったり、白×金の打掛で
以前から、結婚式をするなら和装でと決めていた新婦。着付けの際、きものを重ねていくたびに結婚するのだという実感が湧き、今までの感謝の気持ちやこれからに向けた決意を強く感じられたのだそう。白×金の清楚でいて華やかな打掛にヘアスタイルは洋髪での神社挙式。
お色直しは金の打掛でラグジュアリーに
純白の白無垢で挙式。披露宴では光り輝く金色の打掛を着用した。ゴールドは顔を明るく輝かせる効果があり、よくお似合いの文金高島田のかつらに挿したべっこうのかんざしが花嫁の品格を感じさせる。
ブルー系の色打掛と新郎の羽織の色がベストマッチ
7月、さわやかなブルー系の色合いの着物で結婚式を行ったふたり。髪型は地毛で結いあげ、大ぶりのお花を飾った。新婦の選んだ色打掛に合わせて、新郎も色の入った羽織を選んだそう。さらに、お色直しのカラードレスもネイビーを選んで、こだわりのカラーコーディネートが完成。
袖口のピンク色がポイント、キュートな色打掛
天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神社にて神前式。明るく華やかな多色使いの打掛は自然ゆたかな境内のロケーションにぴったり。パステルカラーのカラフルな髪飾りや、友人から譲り受けたボールブーケとのコーディネートは家族からも大好評だった。
キリッとかっこよく、凛として鮮やかな黒引き花嫁
一流ホテルの神殿での挙式で選んだのは、おめでたい吉祥柄である鶴と雲の文様が大胆に描かれた黒引き振袖。ヘアスタイルは、新婦お母様の結婚式のときと同じ文金高島田のかつらに角隠しを合わせた昔ながらの美しい花嫁姿。
昭和初期アンティークの黒引き振袖でレトロモダンに
新婦の選んだ衣裳はレトロな雰囲気が個性的で素敵な昭和初期のアンティークの黒引き振袖。ヘアスタイルは文金高島田風の地毛結いで柔らかく自然なシルエットに。
藤の紫色が鮮やかに映えたロケーション撮影
藤の花が大好きな新婦が選んだ紫色の打掛。髪には当然、藤の花飾りを。生命力を感じさせる藤の花は古来よりおめでたい花といわれているので結婚式の衣裳にもふさわしい。