和装・ヘアメイク
いま選ばれる和装(一)
コーディネートで自分らしい個性を表現
2016.01.22
いま選ばれる和装(一)
コーディネートで自分らしい個性を表現
自分らしさや個性を表現するのが難しいと思われがちな花嫁和装。特に、きものを着るのが初めてという花嫁にとっては、和装のコーディネートはハードルが高いもの。今回は、各店からのアドバイスをもとに、おすすめの和装コーディネートと個性を表現するためのコツをご紹介。ちょっとしたポイントさえ覚えておけば、衣裳選びがもっと楽しくなること間違いなし!
小物の色と衣裳の色を合わせる
打掛に使用されている一色を、小物(はこせこ・懐剣など)に使用することで、全体的にまとまったコーディネートに。
小物の色使いで、房(ふさ)の色を変えてみるのも個性的な印象になる。
見える部分は少ないが、帯締めを小物と同色で合わせると<、迷わずコーディネートすることができる。
筥迫(はこせこ)
< 江戸時代のいわゆる化粧ポーチで、現在では花嫁の正装用に転じ、装飾品としてきものの胸元を飾る。
懐剣
武家の女性が護身用として持っていた短刀で、魔除けのお守りとしても用いられてきた。
帯の左側にさし、筥迫と同様にアクセサリー的な役割も果たす。
小物の色数を抑えればフォーマルに、数色を混ぜるとより個性的に
明るい地色の色打掛は、色の掛下でコントラストをつけるのがおすすめ。さっぱりとしすぎず、
程よい華やかさが演出できる。打掛の柄のなかから一色を取り入れ、胸元の抱え小物に使うことで全体がまとまる。
色数を抑えるとよりフォーマルに、数色を混ぜて使うと賑やかな印象でより個性的に。
和のスパイスを効かせた衣裳で、ゲストをあっと驚かせて
個性を表現したい花嫁におすすめなのが和ドレス。
艶やかな伝統美あふれる西陣織の帯とエレガントなライン、華麗にあしらったバックスタイルの帯と
肩に掛かるやさしいフレアがノーブルな美しさを担う。
和装も洋装も着たい花嫁の希望をかなえてくれる、斬新で贅沢な一着。