花嫁きもの 人気の花嫁和装
2017年春
「日本の結婚式ドットコム」集計
「日本の結婚式」和装ギャラリーの中から、特にアクセスの多かったものを 「白無垢」「色打掛」「引き振袖」それぞれピックアップして紹介。
これから結婚式を迎える花嫁は、最新の人気の花嫁和装をぜひチェックしてみて!
白無垢
室町時代ごろから婚礼に用いられるようになった、花嫁の代表格である「白無垢」。その名の通り、打掛から掛下着、小物、草履にいたるまで、すべてを白で統一した装いで、身の清浄や婚家の色に染まるという花嫁の思いを表したもの。
白一色といっても、生地の風合いや柄、織りか刺繍かによって印象や雰囲気も変わる。背の高い人は大きめの柄を、小柄な人は小さめの柄を選ぶとバランスがよい。また最近は、裾や袖、襟元などに赤を差し色として用いたり、織り柄や刺繍に金糸、銀糸、淡い色などをアクセントに入れたりと、華やかさを演出したものもある。
白無垢は基本的には挙式用の衣裳で、文金高島田の髪型に綿帽子か角隠しをつける。角隠しは色打掛、引き振袖にも合わせることができるが、綿帽子は白無垢の挙式のときだけに限られたもの。披露宴では綿帽子や角隠しははずし、白の打掛を色打掛に掛け替えるのが一般的。
色打掛
白以外の打掛を総称して色打掛といい、白無垢と並んで花嫁衣装を代表するもの。室町時代、武家の女性が小袖を着て帯を締めた上に、羽織のように打ち掛けて着ていたことから打掛と呼ばれ、夏以外の礼服として用いられた。
地紋の入った色地に、金糸・銀糸による刺繍、織や染め、箔などの技法で、鶴亀、鳳凰、松竹梅、御所車といった絵柄があしらわれている。それらの絵柄は、吉祥模様と呼ばれ、幸せになってほしいという願いが込められたもの。色は人気の赤の他、黒や緑、ピンクなど、さまざまな色が揃い、挙式場や披露宴会場に合わせて選べるのも魅力。
小柄な花嫁は、大きな絵柄を避け、小さな柄ゆきで、明るめの色を選ぶのがおすすめ。挙式時には、文金高島田に角隠しをつけるのが代表的である。最近では、オーガンジー素材や斬新な色柄など、モダンな打掛も登場し、洋髪を合わせる花嫁も増えている。
引き振袖
未婚女性の第一礼装である振袖のなかで、最も袖丈が長いものを本振袖、または大振袖といい、成人式などに着る中振袖よりも格が高い。おはしょりをせずに着物の裾を引いて着る本振袖は引き振袖とも呼ばれ、花嫁だけの装い。
仕立ての特徴としては、文金高島田の後ろ髪が触れないように衿の繰り越しが大きくなっている。また、比翼仕立てで衿元や裾まわりが華やか。裾のへりの部分には綿を入れてふっくらさせている。打掛と大きく違うところは、帯が目立つこと。帯の結び方や、着物と帯のコーディネート次第で印象がガラリと変わる。さらに帯揚げ、帯締め、抱え帯といった小物類との色合わせが楽しめるのも引き振袖ならではの魅力。打掛では隠れていた帯の美しさなど、花嫁の横や後ろからの姿が際立つ。和装ブームの火付け役となった人気の黒引き、清楚な白引きをはじめ、さまざまな色がそろい、柄も無数にあるなかから選べるので、純和風の伝統的な装いから現代風の和モダンまで、思いのままに演出できる。
身長が高めなら大胆に描かれた大きな柄を、小柄な人は小花などを散りばめた柄がおすすめ。やさしい顔立ちには古典柄、シャープな顔立ちにはモダンな柄が似合う。
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