デキル花嫁はここを押さえろ!
大人のマナー【結婚の報告】
結婚を決めたら、まずしなくてはならないこと。
日本の結婚式の無料相談カウンターのスタッフに、「結婚の報告」についての押さえるべきポイントを聞いた。結婚を決めたふたりはぜひ参考にして欲しい。
【失敗しないための「結婚の報告」順序】
結婚が決まって、さあ結婚式の準備を始めるぞー!と立ち上がったおふたりが、結婚式会場探しの前にやっておかなくてはならないこと。それは「結婚の報告」について考えることです。ふたりの結婚の報告を、いつ誰に、どのようにするか。ここの段取りを怠ると、後から「アチャー」といったトラブルに見舞われることがあります。そして、結婚の報告の段取りと、結婚式にご招待する方のリスト作りを一緒に考えると、比較的色々なことがスムーズに見えてきたりします。
1.まずは両親
両親への報告。ドキドキの瞬間ですね。近くに住んでいてもう顔見知りでとうとう結婚決めたのね!というパターンもあれば、殆ど初めてに近い状態で報告する場合と、色々なドラマがある瞬間です。結婚を決めるのはふたりの意思ですが、結婚式については、両親の意見もとても大切なことです。
結婚の承認をもらったら、両親に結婚式をどうしたらいいか聞いてみましょう。ふたりに任せるよ、とおっしゃるご両親もいれば、こういう風にして欲しいと強い想いをお持ちのご両親様もいらっしゃいます。結婚式については、両親の意見をしっかり聞いてから考えることが、重要なポイントとなります。
2.続いて親族へのお知らせは・・・?
親族に結婚のお知らせする際は、ご両親発信が多いかと思います。ご両親は喜びの気持ちを抑えながら「息子(娘)が結婚することになったのよ」なんて話したりすることでしょう。その際、親族の方は「結婚式はどうするの?」と、ご参列を前提に聞かれるのではないでしょうか。
そんな時、一方的に決めた日付をお伝えするよりも、「実はこれから決めるみたいなんだけど、来年の春位かしらなんて話していて、ご都合悪いお日にちとかありますか?」といったヒアリングが両親からされていると、結婚式の会場を押さえた後から、親戚の間で来れない方がいる、なんてトラブルは回避できます。両親によってヒアリングされたNG日を除いて、会場を決めれば、オールオッケー♪ 新しく親戚になる親族に、不快な思いをさせないためにも、事前の根回しはとっても大切です。
3.友人、会社関係も慎重に!
次に、生活の多くの時間を過ごす会社関係の方への報告についてを考えます。苗字が変わるなど、色々手続きもあったりするので、そんなお手間も取らせてしまうことを考えると、やはり事前に報告することが理想です。仲の良い同僚などには先に話していることが多いとは思いますが、上司の耳に周りから入る前に、本人から報告するのが一番。その際やはり、「結婚式はどうするの?」と聞かれることが想定されます。「実は来年に予定しておりまして、ぜひご列席をいただきたいと考えているのですがいかがでしょうか。ご列席いただきたいのでご都合が悪いお日にちがあればお伺いしたいと思っておりまして・・・」なんてお伝えしたら、上司の方もすごく大切に考えてもらっていると嬉しくなることでしょう。また、親族だけで結婚式をすることにした場合には、「結婚式については、親族だけで行うことになりまして」と答えを用意しておけば、無駄な心配(自分は部下に招待されるのか?されないのか?の心配)を与えずに結婚の報告が出来ることでしょう。
友人への報告も、同様で、人伝いに聞いた、というより本人の口から聞きたいもの。SNSでの発信は便利ですが、色々な人一斉に、というよりも、個別のグループでお伝えすることをオススメします。絶対結婚式に来てほしい友人の参列NG日は事前に軽くヒアリングしておくとよいでしょう。
結婚の報告は、過去・現在・未来お付き合いする人たちに必ずしなくてはいけないこと。そして、結婚の報告とともに、あなたのために結婚相手の披露の場を予定していることをお伝えすることが、今後のお付き合いにとっても大切なこと。色々な事情で、披露宴はしない、親族だけでの披露宴となるなどがあるかと思います。その場合の相手への伝え方、その場で考えるのではなく、予め考えておくとよりスムーズに伝わるのではないでしょうか。