お役立ち知識

神前式における
写真・動画撮影について

2019.12.03

厳粛な雰囲気の中で行われる神前結婚式。厳かな空気を保つために、チャペルで行うキリスト教式よりも写真・動画撮影のルールが厳しい傾向にあります。

しかし神前式には参列する機会が少なく、撮影のルールはあまり知られていない点が多いのが現状です。神前式に興味があるけれど、結婚式の様子を写真やビデオで残せるのか不安になっているプレ花嫁さんもいらっしゃるかもしれません。

せっかくの晴れの日ですから、式に立ち会う人みんなが気持ちよく過ごせるよう写真・ビデオ撮影のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

神前式での撮影、できる?できない?

参列者が撮影できるケースとして、控え室で新郎新婦が支度をする様子や境内での記念撮影、参列者の集合写真の撮影などがありますが、挙式中となると厳しい神社が多いです。

会場提携のカメラマンであればOKという場合がほとんどですが、それでも様々な制約があります。比較的多くの神社で見られる撮影制限の例を、神前式の流れに沿ってご紹介します。

入場

斎主に導かれて、新郎新婦と参列者が拝殿に入ります。カメラマンは撮影OKです。

修祓(しゅばつ)の儀

新郎新婦と参列者へお祓いを行い、穢れを清める儀式。撮影はNGです。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

斎主が神前に結婚を報告する儀式。撮影はNGです。

三献(さんこん)の儀 以降退場まで

新郎新婦が夫婦の契りを交わす儀式で、これ以降は撮影OKです。
 
 
「修祓(しゅばつ)の儀」と「祝詞奏上(のりとそうじょう)」は神前の儀式ですので、多くの会場では撮影が禁止されています。この儀式の最中はカメラマンもカメラを下げて、参列者と一緒に頭を下げることもあります。

三三九度とも呼ばれる「三献(さんこん)の儀」から撮影しても良いとする会場が多いですが、参列者による撮影が可能かどうかは会場により異なります。

参列者も撮影していい場合でも、「席の移動はせずその場で撮影する」であったり、「儀式の妨げにならないようシャッター音は立てない」などの細則がある場合もあります。

撮影NGのポイント

撮影NGのポイント

神前式は神様がいらっしゃる場所での儀式となりますので、神様に失礼のないよう撮影規制が設けられています。禁じられている行為については、以下をご確認ください。

・神棚を正面から撮影しない
・神棚に置いてある鏡を写さない
・御神体を写さない
・挙式中は頻繁に移動しない
・神棚の前を横切らない

神社・神殿によって撮影のルールは異なります。挙式の契約後、実は撮影禁止と知ってショック…なんてことにならないように、見学やフェア参加の際に必ず撮影規制を確認しておきましょう。

写真撮影のチェックリストで事前確認を

写真撮影のチェックリストで事前確認を

最後に、神前式での撮影規制でチェックすべきポイントをリストアップしました。見学やフェア参加の際にスタッフにどう尋ねたらいいか分からない場合などに、ぜひお役立てください。

挙式中の撮影はOKか

大前提として、挙式中に写真やビデオの撮影を行っていいのかをまず確認しましょう。挙式中がNGの場合は、挙式以外で撮影できるタイミングや場所を聞いておきます。挙式中の撮影がOKの場合は、以下の項目についても確認しておきましょう。

カメラマンの手配

挙式中の撮影がOKの場合、会場提携のカメラマンでなければ撮影できない、新郎新婦が別途手配しなければいけない、どちらでもOKの3パターンがあります。

会場提携のカメラマンに依頼する場合はその旨をスタッフに伝えればOKですが、新郎新婦が手配しなければいけないときには、会場スタッフとカメラマンとの事前打ち合わせが必要な場合もあります。打ち合わせが不要な場合でも、撮影規制があればしっかり控えて、依頼するカメラマンに間違いなく伝えるようにしましょう。

カメラマンの人数

スペースの関係上、拝殿内に入れるカメラマンの人数を制限している場合もあります。写真と動画どちらも残したいと考えている人は、特に挙式中に入れるカメラマンの人数を聞いておきましょう。

カメラマンの移動

厳粛な儀式の最中に頻繁に移動すると、式の雰囲気が損なわれてしまいます。カメラマンの動線に制限があるかどうかも確認しましょう。

三脚の使用

スペースの確保や建物の保護のため、三脚の使用が禁じられている場合もあります。

撮影NGのタイミングと場所

すでにご紹介した撮影禁止の儀式や場所以外にも、独自の禁止事項があれば聞いておきましょう。

参列者による撮影

通常参列者が挙式中に撮影することはできませんが、許可されているところもあります。その場合でも、席から移動せずに撮影しなければいけない、フラッシュの使用やシャッター音の禁止などの規制があることもありますので、細かい部分まで確認しておきましょう。

撮影ルールの事前確認を忘れずに

以上、神前式での撮影に関するルールについてご紹介しました。会場提携のカメラマン以外の方が撮影を担当する場合は、事前に打ち合わせをしてルールを一緒に確認しておけば安心です。

また参列してくれたゲストが何も知らずに撮影してしまい、スタッフに注意を受けては気の毒ですので、挙式中の撮影の可否や制限を事前に伝えておくようにしましょう。

神前式は新郎新婦ふたりの晴れ舞台であると同時に、神様に結婚を報告し、ご加護を祈願する神事でもあります。式の雰囲気を損なわないよう、会場から提示された撮影ルールはしっかりと守りましょう。

新郎新婦だけでなく、参列者やカメラマンが神前式の意味合いを理解してマナーを守り、誰もが納得のいく形で結婚式の思い出を残せるといいですね。

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