お役立ち知識
神前式を行う神社の選び方
2020.12.16
神前式をする神社を選ぶときには、神社には「住む場所の神社(氏神神社)「生まれた場所の神社(産土神社)」「大切に思う神社(崇敬神社)」の3つの区分があることを知っておくことがポイント。ホテル・式場内の神殿で挙げる場合も祀られている神様の神社が「夫婦の大切な神社(夫婦の崇敬神社)」になります。
式後も、結婚記念日や子供の初宮詣・七五三など人生の節目に参拝できるのが神社婚の魅力ともいえるので、ふたりにとって一生思いを寄せられる神社を選べるように、これら3つの区分については事前にチェックしておくようにしましょう。
生まれた場所の神様
産土神社(うぶすなじんじゃ)
自分が生まれた故郷の場所を守る神社のこと。その神社に祀られている神様を「産土神(うぶすながみ)」と言います。日本で生まれた一人ひとりには、それぞれ「産土神」がいて、一生守ってくれると考えられています。
産土神社は生まれた場所の氏神神社なので、神社庁のサイトなどで調べることができるのでチェックしてみましょう。
住んでいる場所の神様
氏神神社(うじがみじんじゃ)
現在、自分が住んでいる地域を守る神社のことを、一般的に「氏神神社」、祀られている神様のことを「氏神様」や「鎮守(ちんじゅ)様」と呼び、その土地に住む人々の生活を守ってくれる神社です。
全国すべての地域に氏神神社が決められ、住まいの住所が変われば、氏神神社も変わってきます。
大切にしている神社
崇敬神社(すうけいじんじゃ)
「産土神社」や「氏神神社」のように出生の縁や地域の縁で決まる神社のほかに、「大好きな神様が祀られている神社」や「境内に入ると良い気を感じる神社」「お祭りによく行く神社」「願い事をしている神社」など、個人的に特別に大切に思っている神社のことを「崇敬神社」と言います。