名古屋和婚トレンド2016〜
お城、甲冑、庭園で祝言
昔から豪華なことで全国的にも知られる「名古屋の結婚式」。それは、おもてなしの精神と結婚式をトコトン楽しもうというポジティブ志向の現れ。そんな名古屋のウエディングには、やっぱり和装がお似合い!
歴史ある神社仏閣や文化財など、絵になるスポットがいっぱい。
ウエディングnavi名古屋店と「日本の結婚式」編集部が、名古屋和婚のいまをレポート!
気分は城主さま!? 名古屋城の茶室で結婚式
名古屋のシンボルを背景に披露宴を行えるウェスティンナゴヤキャッスル。同ホテルだからこそ叶うのが、名古屋城内の歴史ある茶室(書院)を舞台にした挙式。誓約の儀など5つの儀式からなるオリジナルの人前式「鵬翔結婚式」(50名まで列席可能)は、武将の生きた時代へタイムトリップした気分。貴重な体験なだけに参列した両親や親族もいい思い出になるはず。挙式後は、城内や茶室をはじめとする名スポットで記念撮影が行えるほか、花嫁花婿は人力車に乗り、観光客の祝福の声を浴びながら移動することができる。
ウェスティンナゴヤキャッスルの和婚はこちらから
名古屋最強フォトスポット そのまま結婚式も行える!
中部地方の地形をモチーフに作った、東海エリア屈指の池泉廻遊式庭園「白鳥庭園」。1万坪の広さを誇る名園の魅力は、春は桜、秋は紅葉と四季折々に表情を変える華やかな自然。さらに木曾川や伊勢湾をイメージした渓流や滝、蓮が浮かぶ池などが配されている。日本庭園では、和装はもちろんドレスも撮影可能。ほかでは実現できない人生最良の写真を残すことができる。また、園内で結婚式を挙げることもできる。
白鳥庭園 THE SHUGENの和婚はこちらから
新郎にも衣裳選びの楽しさを! 本格的な甲冑をまとい挙式しよう
新婦に比べて新郎は衣裳を選ぶ楽しみが少ない!と嘆くふたりに朗報なのが、尾張名古屋らしい「甲冑ウエディング」。新郎が名将の甲冑(かっちゅう)を身に着けて挙式や披露宴を行うことができる。そもそも甲冑には「身を清め、家庭を守る」という意味があり、結婚式にはぴったりなのだという。これから家庭を引っ張っていく“主”としての決意表明に選んでみるのはいかがだろう。
初出/日本の結婚式22
取材・原稿/中沢文子