行ってみよう!湘南和婚
由緒ある神社・注目の会場が目白押し
真っ青な海と山々の大自然に囲まれた湘南。観光スポットや山海の幸自慢のグルメ店も豊富で、1年中多くの人々で賑わう都心のリゾートだ。和婚といえば古都鎌倉を想像しがちだが、実はそれ以外のエリアにも、親しい人と行う会食から盛大な披露宴まで催せる個性豊かな会場や由緒ある神社がさまざま点在している。お気に入りの会場を見つけ、素敵な湘南和婚を叶えよう!
鶴岡八幡宮 < 鎌倉駅 >
800年の歴史ある鎌倉を代表する八幡宮
1063年に源頼朝公により創建され、鎌倉の人々の心の拠り所となっている「鶴岡八幡宮」。神前挙式は、静御前が源頼朝公の前で義経のために舞を納めた「舞殿」が舞台に。雅楽の生演奏の中、厳粛な挙式が執り行われる。挙式の後は、境内で記念撮影を。春は桜、夏の新緑と1年中自然があふれ、太鼓橋や大石段など和装姿が引き立つ撮影スポットが充実し、素敵な写真が残せる。
隠れ里 車屋 < 辻堂駅 >
美技が光る日本料理で美食の宴
料理のおいしさから各界の著名人が通う、80余年続く日本料理の名店「車屋」の湘南店。3500坪の敷地に立つ数寄屋造りの建物は、個室や中小の部屋が揃い、会食からお披露目会までさまざまなシーンに対応。窓の外には、四季ごとの美しい日本庭園が広がり、祝宴に彩りを添えてくれる。そ
の晴れの日をいっそう引き立ててくれるのが料理だ。伝統の技と厳選された旬の素材で作られる日本料理は、繊細な盛り付けに加え、素材の持ち味が引き出され、ゲストへ最高のおもてなしに。
萬屋本店 < 長谷駅 >
200年の商家が4月、待望のニューオープン
鎌倉・長谷にある創業200年の商家「萬屋本店」が、装いも新たに和の婚礼をスタート。鎌倉では実は希少な和の会場。コンセプトは「大人の社交場」。元々自宅で行っていた日本の結婚式を大切にした儀式を行い、挙式は人前式「祝言」のほか、近隣の神社で挙げることができる。京都のホテルなどで腕を磨いたシェフが作る素材にこだわったフレンチと和を融合したおもてなし会席は、幅広いゲストを満足させること間違いなし。
寒川神社 < 宮山駅 >
相模国で最も社格の高い社で神前式
雄略天皇の時代に創建されたと伝えられ1500余年の歴史をもつ寒川神社。古くから唯一の八方除の守護神として知られ、地相・家相・方位・日柄・厄年などに由来するすべての悪事災難をとりのぞき、福徳開運をもたらすとして全国から参拝者が訪れる。婚礼は人力車に乗り、花嫁行列で本殿に向かい“報告の儀”を行いその後、参集殿の儀式殿にて挙式を執り行う。1万5000坪の相模の自然を今に残す境内は、圧巻。花嫁花婿の佳き日を彩ってくれる。
ホテルサンライフガーデン< 平塚駅 >
平塚八幡宮で挙式&ホテルで祝宴
平塚の閑静なリバーサイドに立つホテル。盛大な結婚式からプライベートパーティまで催せるよう、趣き異なる大小の会場をバリエーション豊富に用意。ふたりの思い描いたパーティを叶えることができる。挙式は、1600年以上の歴史を持つ、ホテルから車で5分の「平塚八幡宮」で。ヘアメイクや着付けなどの御支度はホテルで行えるのでゆったり安心。神社まで専用シャトルバスで送迎とトータルでサポートしてくれるからすべてお任せできる。
平塚八幡宮 < 平塚駅 >
由緒ある相模国一國一社で神社婚
仁徳天皇68年に建立され、應神天皇、神功皇后、武内宿禰を御祭神に祀る神社。相模国一国一社の八幡宮といわれ、節句や平塚七夕まつりをはじめ、地元の人々が訪れる心の故郷として護り継がれている。挙式は、緑豊かな参道を神職に導かれて歩む参進の儀から開始。三献のお盃、祝詞奏上、ふたりの門出を祝して巫女が優雅に舞う豊栄の舞御奉奏など、古式ゆかしい婚儀が行われる。挙式のあとは、緑豊かな境内で家族と記念撮影を楽しめる。
報徳二宮神社報徳会館 < 小田原駅 >
初出/日本の結婚式No21