【首都圏で叶えるホテル和婚】
歴史と文化が薫る 日本のホテル
ふたりの結婚式をホテルで、と考えるなら「日本のホテル」を選んでみるのはどうだろう? 充実した施設や快適なサービスはもちろん世界を驚かせる和のおもてなしの優しさが、そこにはある。和装の花嫁姿も、きっとよく似合うはずだ。
「ホテル和婚」が選ばれる5つの理由とは
其の一・設備環境が整っていて安心
宿泊はもちろんのことバリアフリーといった設備環境がしっかり整備されている。遠方や年配のゲスト、障害者、小さな子供連れなど、あらゆるゲストを招待することができる。
其の二・アクセスが便利な立地
基本は旅行者の宿泊施設なので、ホテルの場所は駅から近く、分かりやすい位置にある。公共交通機関から離れていても、送迎サービスを行っているホテルが多いので安心。
其の三・優れたホスピタリティ
世界中の人々や、時には要人を迎えることが多いホテル。言語はもちろん、あらゆるリクエストに応じられるよう万全の体制が整っている。至高のホスピタリティで、心配は無用。
其の四・料理の美味しさは当たり前
一流レストランが店を構えるホテルだけに、ダイニングはそれに比肩する美味しい料理を出すのは大前提。日々研鑽を積み滋味深い婚礼料理を創り上げ、美食家を唸らせている。
其の五・節目ごとに訪れられる場所
結婚一周年記念のディナープレゼントや宿泊特典のあるホテルが多いのが魅力。お互いの誕生日や記念日の十周年、二十周年の節目ごとに訪れ、思い出を紡ぐことができる。
パレスホテル東京
日本の伝統美と現代のモダンさが融合した神殿
東京・丸の内の豊かな緑に囲まれた1961年創業の名門ホテル。高いおもてなしの精神とホスピタリティは代々継承され、世界中のVIPに利用されている。なかでも注目したいのが、意匠を凝らした神殿だ。「天地創造」をテーマに、デザイナー斉藤上太郎氏の組子細工の天井画や安川幸聖理(みまり)氏の截金(きりかね)細工アートの壁画など、日本における一流の職人の粋が結集。日本の伝統美が薫る神殿での挙式はゲストの感動をも誘う。
ザ・キャピトルホテル 東急
名門キャピトル東急の伝統を受け継ぐ一流ホテル
1963年に日本初の外資系ホテル「東京ヒルトンホテル」として開業。1984年に「キャピトル東急ホテル」へとテイクオーバーし、2つの名称で歩んできたホテルはビートルズをはじめ、国内外の著名人に愛され続け、日本のホテル業界の発展を牽引してきた。そして2010年に現在の「ザ・キャピトルホテル 東急」に建て替え後も、50年以上にわたり脈々と受け継がれてきたおもてなしの心は変わらぬままにゲストを魅了し続け、世界の一流人らに親しまれている。
ホテル椿山荘東京
南北朝から続く大庭園と歴史を紡ぎ続ける
“天下の名園”と称される大庭園を有する歴史あるホテル。南北朝から椿が自生する景勝地で「つばきやま」と呼ばれていた。1878年に明治の元勲山縣有朋が私財を投じて私邸を作り「椿山荘」と命名、最も天然趣味に優れた名園と評価された。戦後は小川栄一が庭園を復興しガーデンレストラン・結婚式場としてオープンし、1992年にはホテルも開業。2013年には結婚式場とホテルを統合してリブランドオープン。現在も歴史と伝統を守り続けている。
目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)
日本初の総合結婚式場から世界の雅叙園として進化
1928年日本料理に加え、当時珍しかった本格北京料理を供する高級料亭を開業。その後、1つの場所で挙式や披露宴が行える日本初の総合結婚式場をスタートさせた。数々の美術工芸品が並ぶ豪華絢爛な空間は、美術愛好家だったオーナーが後に大家した画家や彫刻家らに天井画や欄間絵などを描かせたもので、国内外のゲストを虜にしている。そんな約90年の歴史ある雅叙園が今年ホテルとしてリブランドし、世界へ向け進化を遂げている。
初出/日本の結婚式No25
原稿/中沢文子