旅する和のスイーツ【東北編】
旅する和のスイーツ【東北編】
日本全国のおいしくて美しい和のスイーツ。今回は東北6県からピックアップ! 結婚式の引き菓子や手土産に。ふたりの旅行のお楽しみのひとつに。地元の魅力たっぷりのお菓子で、旅気分を味わって。
りんごを丸ごとぜいたくに使った、青森の和製アップルパイ
日本一のりんごの産地・青森県の「気になるリンゴ」。甘みと香りが高く人気の品種"ふじ"を独自の製法で1ヵ月以上シロップに浸け、りんごのシャキッとした食感を失わないよう練りパイで包み込んだこだわりのお菓子。パイ生地のバターの風味に甘酸っぱいりんごのうま味がマッチした逸品。
地元の魅力をちょっとずつ。めんこい岩手の郷土菓子
地元のお菓子を少しずつ楽しめるようにと生まれた岩手県のプライベートブランド「pecco(ぺっこ)」。"ぺっこ”とは岩手の言葉で"少し"を意味する。岩手県民定番のおやつや東北地方の伝統菓子など、懐かしさを感じる郷土菓子を女性が手に取りやすいパッケージとサイズで提案している。
レトロな卵パックがかわいい! 秋田の無添加あんドーナツ
良質な材料にこだわり、添加物も一切使わない。一つひとつ丁寧に手作りされた、秋田県の老舗和菓子店の「あんドーナツ」。自慢の自家製あんがぎっしり詰まったドーナツに、お腹も心も満たされそう。対象・昭和のレトロな雰囲気を醸すパッケージ入りで、お土産としても喜ばれる。
幻想的な世界が幾重にも広がる、明治天皇に献上した宮城銘菓
創製中の菓子を明治天皇に献上、天皇のお供にその菓子を命名してもらったという誕生の逸話をもつ「九重」。九重の"タネ"が上品な香りを醸して浮かび上がる様子を楽しみながらいただく、なんとも楽しい和のドリンクは結婚式のウェルカムドリンクやおもてなしの一品としてセレクトしたい。
120年守り伝わる伝承野菜を使った山形の新感覚スイーツ
山形県北部の一部の農家で守り伝えられてきた「勘次郎胡瓜」。青臭さがなく柔らかで水分の多い食感で、フルーツ感覚のきゅうりとして地元で愛されている。勘次郎胡瓜と地元産アカシア蜂蜜が爽やかなハーモニーを奏でる「勘次郎胡瓜のジュレ」。日持ちもするので引き菓子としてもおすすめ。
福島伝統の逸品を愛らしく。老舗の新作ハートようかん
江戸時代に城下町として栄えた福島県二本松市。当時の藩主に献上していた由緒あるようかんは、あずきの風味が生きたやさしく上品な甘さ。スタンダードなあずき味と福島県産の桃を使用した桃味が定番のフレーバー。かわいいフォルムの「ハートの羊羹」は、プチギフトとしても喜ばれそう。
初出:『日本の結婚式No.25』