神社のフェアに行ってみよう!
首都圏編
神社でもブライダルフェアを開催しているのをご存知だろうか?見たことがない人が多いであろう神社挙式の様子が見られたり、神社で挙式をすることの意味を教えてくれたり、神社の境内を巫女さんが案内してくれたりするフェアもある。今回は首都圏で開催される4つの神社の人気フェアをご紹介。一見敷居が高そうな神社をより身近に感じられるいいきっかけになるだろう。
赤城神社(神楽坂)
明治から昭和の時代にかけて数多くの文人や芸術家に愛された、神楽坂。この街を江戸よりさらに昔から700年以上にわたり見守り続けてきたのが赤城神社だ。世界的建築デザイナーが手がけた光あふれるモダンな社殿。さらに落語やライブにも使用される「あかぎホール」や、おしゃれな「あかぎカフェ」がある。社殿が新しく生まれ変わって以降、かつて江戸っ子たちで大いに賑わった神社は、神楽坂の文化発信地のひとつとして存在感を高めている。近代的空間でありながら厳粛な空気に包まれる神前結婚式は、開放感あふれる境内を歩む参進に始まり、雅楽の生演奏のなか日本古来の伝統に則して執り行われる。
季節ごとに行われる赤城神社のブライダルフェアは人気の神前式作法説明会のほか料理、婚礼衣裳、美容・着付け、ブライダルフラワーなど各ジャンルに神楽坂ゆかりの名店が集結した赤城神社の結婚式をあますところなく体験できる充実したもの。衣裳試着、かつら体験、ウエディングメニュー試食、ブーケ展示等、盛りだくさんのコーナーを設置し、神社境内で開催される市さながらに、自由で活気あふれる神楽坂ウエディングの雰囲気と魅力がよくわかる内容になっている。
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阿佐ヶ谷神明宮(杉並)
阿佐ヶ谷駅から徒歩2分。利便性も抜群の阿佐ヶ谷神明宮は都内最大の広さを誇る約3000坪で境内で四季の彩りが美しく豊かな自然があふれるお宮。都内最大級の伊勢神宮勧請の神社でもあり、国家の最高神とされる天照大御神を祀る、「神明造り」の本殿は平成21年に「平成の大改修」が行われたばかり。例大祭に奉納される「阿佐ヶ谷囃子」は区の無形文化財に指定される由緒正しきもの。近年では骨董市や、植木市、能や伝統芸能の奉納など地域のコミュニケーションの場としても親しまれている。
阿佐ヶ谷神明宮のブライダルフェアは結婚式専門のサロンがサポートし本番挙式見学と婚礼相談会を随時開催。実際の結婚式を間近で見ることができるので当日の緊張感や進行の様子などをよりリアルにしっかりと知ることができる。挙式後は結婚式を知り尽くすプロが挙式やその後の披露宴についてなど結婚式のすべてに相談に乗ってくれる。
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鎌倉宮(鎌倉)
鎌倉宮は明治2年、明治天皇によって創建された鎌倉唯一の宮。大塔宮(おおとうのみや) 護良親王(もりながしんのう)をお祀りし、明治6年には明治天皇自ら鎌倉宮を訪れその際に休んだ場所は現在も宝物殿・儀式殿として残っている。鎌倉宮境内は樹齢100年以上の楠や桜、紅葉など自然が溢れ、四季折々の表情を見せる。拝殿前には護良親王が戦の際に無事を祈って兜のなかに獅子頭の小さなお守りを偲ばせていたことにちなんだ巨大な獅子頭が鎮座し、参拝者を出迎えてくれる。地元人々にも愛され、祭事には地元の人はもちろん観光客も多く訪れ活気に満ちあふれている。
鎌倉宮でのブライダルフェアで特筆すべきは、鎌倉の中で唯一神社敷地内で挙式と披露宴が行えるという鎌倉宮の広い境内を巫女さんと一緒に見て回る見学ツアー。普段、一般の人が入ることができない本殿も巫女さんが案内してくれるという。月2回限定で開催されるブライダルフェアは人気が高く、予約がとれないこともあるそうなので、気になる人は早目の予約を。
久伊豆神社(埼玉)
縁結びの神様として名高い大国主命を御祭神とし多くの御神徳がある岩槻久伊豆神社。1400年前に創建されてからずっと変わらずこの土地を守り続けている。まるで木々のトンネルのような自然に抱かれる参道は異次元の世界への入り口のよう。通り抜けると明るく広い境内がひろがり縁結びの木といわれる夫婦モッコクや県天然記念物指定の本榊、梅林、紅葉、桜など美しい日本の四季を感じさせてくれる植物が参拝者を優しく迎えてくれる。
久伊豆神社のブライダル相談会は改修が行われ新しくなった拝殿や新築された参集殿の見学、さらに境内にある披露宴や会食などを行うことができる大正時代に建てられた旧社務所の見学もすることができる。この旧社務所は畳などの張り替えなどはしているものの、その姿は建てられた当初から変わらない。まるで趣きある古民家のような空間をぜひ体感して。
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