神社・会場
自然を守り次世代へつなげる
地産地消ウエディング
原宿東郷の杜で
2017.03.03
都心にありながら約1万坪の広さを誇る原宿 東郷記念館。敷地内で養蜂を行うなど、環境保護などの視点も大切にした誠実な食への取り組みが行われている。生産から関わり地産地消を実現する東京産の婚礼料理がこれから生まれようとしている。
次世代を思い生まれた「東郷はち蜜」
原宿 東郷記念館で養蜂が行われ始めたのは、4年前。今ある自然を守り、次世代へつなげていくためにすべきことを模索しているときだった。自然界におけるミツバチの重要性を知った副社長の日下淳史さんの指揮のもと環境保護の一環として始め、現在は約5万匹を有志のスタッフたちが育てているという。当初は、本当に東京でハチミツができるかと半信半疑だったが、初年度から純度100% の百花草のハチミツが約200?取れるなど成果は上々。東郷はち蜜と名付けられ、結婚式のプチギフトや引き出物にぴったりのお菓子、リップクリームなどの商品になった。館内のカフェで提供されるスイーツやドリンクにも添えられている。