アメリカ人の彼と決めた
日本の伝統文化を感じる結婚式
花嫁とその家族のため日本での結婚式を提案
アメリカ・フロリダ在住のふたり。「故郷を大切に思いながらもなかなか帰る機会のない私のために、彼が日本での結婚式を提案してくれました」と順さん。日本を知ってほしいと、ふたりで話し合って和の伝統を実感できる神前式を選んだ。披露宴は、日本のゲストの思い出にも残るようなユニークなものにしたかったそう。「フロリダといえば海、海といえば船ということで、船を思いつきました」。 当日は支度のあと、人力車で挙式会場の浅草神社へ。沿道の人々からの「おめでとう!」の声に、結婚を実感したという。さらに順さんは「彼の着物姿や神前式に臨む真剣な姿勢に感動しました」とも。
挙式後は、屋形船に乗り込み披露宴。ほとんどのゲストが初体験だった屋形船そのものも印象的だったが、鏡開きやインタビュー、お台場に停泊しての写真撮影、カラオケなど、盛りだくさんの演出で楽しく過ごした時間は、ふたりにとってもゲストにとっても思い出深いものに。伝統的&ユニークな結婚式は、人と違ったことをするのが好きな順さんらしいと大好評だった。
こだわりポイント
成人式に買ってもらった振袖を打掛の下にまとって
披露宴では、色打掛にチェンジ。打掛の下に着たのは、成人式のときにお母さんが用意してくれた振袖。「10年以上の時を経て、こうして違った形でお披露目できて感激でした」と順さん。将来、娘を持つことがあったら、ぜひ受け継いで着てほしい、という夢もできた。ブライアンさんは打掛や振袖の重さに驚いていたそう。