母の願いを叶えた
自宅からの幸せなお嫁入り
結婚式の朝、新婦の自宅で行われた花嫁支度。
最近では少なくなってきた自宅からのお嫁入りする「出立ち」の光景です。
あえてこのスタイルを選んだのは新婦母の願いもあったそう。
「私の母が結婚した時、自宅で花嫁支度をして出発したいという思いがありながらも叶わなかったので、娘の結婚式では叶えてあげたいと考えてくれていました」(新婦)
雅な打掛を纏い、美しい花嫁姿になった新婦は、
家族やご近所の方々の祝福を受けながら新郎が待つ式場へと出発しました。
生まれ育った家で、家族に見守られながら花嫁支度
色打掛を手配した「衣裳店 むらまつ」は、両親の結婚式でも衣裳を借りた30年来のお付き合い。新婦も七五三など子供のころから晴れ着を借りてきて、親子二代での花嫁衣裳となりました。
家族に見守られながら支度を整え、ご先祖様への仏前参り、ご両親への嫁入り挨拶をして、ご近所の皆様からも見送られて式場へ。
2年前から実家を出て暮らしていた新婦にとって、改めて結婚式の日に自宅から出発できたことは、感無量の喜びとなりました。
新郎. Kさん / 新婦. Sさん
結婚式.2019年6月15日