悩んだ末に開催した結婚式
感謝の気持ちを伝えるひとときに
海外在住経験が長い新婦が結婚式に選んだのは『明治神宮』。「古典的な日本の美しい式にしたい」と、一目惚れした黒の引き振袖で挙式を行いました。結婚式まで1ヵ月となった頃、コロナウイルスの影響でゲストから欠席の連絡が入り、開催するかどうか悩み「ニュースを見るのも本当に辛かった」というふたり。親族や友人から開催を望む励ましの言葉が届き、「来てくれるゲストに最大の感謝を伝え、たくさん楽しんで頂きたい」と開催を決意。席札一枚一枚にメッセージを書き、心を込めて準備し、当日を迎えたとのこと。晴天に恵まれ、神聖な空気に包まれた『明治神宮』では、新たな夫婦の誓いとともに、家族や友人の平安を願うふたりの気持ちがひとつとなる式となりました。
明治神宮での挙式
フォレストテラス明治神宮での披露宴
明治神宮と家が近く、会場周辺をよく散歩していたというふたり。最初に会場見学に行った際に、新郎の兄夫婦が式の本申し込みで来ていたという偶然もあり、ここでの挙式・披露宴を決断。プランナーや司会、お花を担当するスタッフも兄夫婦と同じ方にしてもらい、とても心強かったそうです。
新婦の大学時代のゴスペルサークルの歌にのせてウエディングドレスでお色直し入場。2曲目から新婦も混ざりリードを熱唱。3曲目は新婦から新郎へのサプライズ曲を披露。「本格的なゴスペルに感動した!」とゲストからも好評だったそう。
新郎ゲストからの余興は大学野球部の「1年生のしごきの再現」という体育会系ネタで、こちらも大盛り上がり。「新婦とのコントラストが面白かった」という感想が多数あったそうです。
世界を旅することが大好きなふたりが選んだ、美しい日本の挙式。コロナウイルスの影響で、結婚式の開催自体を悩んだ日々を乗り越え、改めて、日本の素晴らしい儀式を体験することで、ふたりや家族との絆を感じ、そしてゲストへの感謝の気持ちは言い尽くせない、と語るおふたりでした。