母から受け継いだ白無垢で神社挙式
老舗料理旅館でアットホームな披露宴
仕事関係の研修で出会い、交際1周年記念日に、和歌山の海岸で夕陽を見ながらのプロポーズで結婚を決めたふたり。コロナウイルスの影響で、なかなか結婚式に踏み切れず、先に入籍。ただ、一つの節目として、結婚式は必要だとお互い感じていたこともあり、神社での挙式、親族中心の少人数結婚式を開催することに。
挙式は、よく参拝しお世話になってきた神社「大神神社」。披露宴はアットホームな雰囲気を希望し、神社から徒歩5分のところにある大正元年創業の老舗料理旅館「大正楼」に。下見に行った際に、「大正楼」のご主人の人柄にふたりともに惚れこんだそうです。また、「大正楼」のブログで挙式風景や、料理の写真などをよく上げてらしたので、実際の披露宴のイメージがわきやすかったことも決め手の一つに。
挙式
挙式当日は、10時より「大神神社」の「三輪山会館」という施設にてお支度スタート。新婦は、母が結婚式に着た白無垢をまとい、かつらに角隠しのスタイルに。ヘアメイクリハーサルの際に、メイクをした顔がよく見えるよう綿帽子ではなく角隠しを選んだそう。
「思っていた以上に厳かで、神々しい式で結婚した実感がわくと同時に気が引き締まる思いがしました」と語る新郎。「お世話になってきた皆様に、やさしく見守っていただきながらの結婚式はすごくよかったです」と新婦。挙式の際のアテンドスタッフの気遣いや着物のサポートのおかけで、安心して式に集中できたそうです。
披露宴
百年以上の歴史を誇る料理旅館「大正楼」。風情のある門がゲストを迎えます。写真撮影をしながら披露宴開宴までの時間を楽しんだふたり。
「子どものころからお世話になってきた方々に来ていただいていたので、感謝の気持ちが伝わるように気をつけました」と、手作りのウェルカムボードを飾り、親族に新郎新婦の生い立ちを思い出してもらって、懐かしんでもらえるよう準備。席札などもできるものはなるべく手作りで頑張ったという新婦。
食事が始まったタイミングで、新婦はかつらから洋髪にヘアチェンジをし、振袖にお色直し。身軽になり「美味しい料理がしっかり食べられました」と語る新婦。
「少人数での式なので、両家の交流が生まれれば」と、なるべく立ち歩いてもらえるような演出として行った「サンドセレモニー」。できあがったサンドセレモニーの作品も、良い記念に。
結婚式の感想
「ふたりとも神社挙式に参列したことがなかったので、なかなか当日の想像が出来なかったところを、プロデュースを担当した『ウエディング絆』のスタッフさんが豊富な経験をもとに的確な助言をくださったことに感謝しています。クオリティも、値段も、大満足で感謝です!」
●結婚式総費用
→約110万円(引き出物、初穂料、料理代、写真など込)
「予算100万前後で考えていたので、想定範囲内でおさまりました。最低限で一度見積りを出していただいて、そこから予算との兼ね合いで、できればいいなという夢の部分を追加していく方法をとりました。予算の想定範囲内で収まったうえ、ほぼ夢の部分もかなえられたので、『ウエディング絆』さんに頼んでよかったです」
●準備について
「結婚準備の段階で、先に予算、挙式において譲れない部分、大切にしたいコンセプトなどをふたりで詰めてから会場やウエディング会社選びをする流れがスムーズだと思います。例えば、私たちの場合は、和婚、神社、少人数、というところがポイントでした。また、ゲストをどうするかや、引出物などに関しては、親も考えを持っている場合があるので、早めに両家の親にアドバイスをもらった方がよかったと感じています」
新郎. Aさん / 新婦. Yさん
結婚式.2021年5月4日