黄昏の境内に映える澄んだ白無垢
芝大神宮の「篝火挙式」
交際中から、さまざまな神社を巡り、御朱印を集めることが楽しみだったという新郎新婦。
次に巡る神社を探している最中に目に留まったのが芝大神宮の「篝火挙式」でした。
篝火に照らされ、幻想的でとても美しい参道の写真に思わず一目惚れ。
結婚式をするなら「絶対ここでしたい!」と、式場選びは迷うことなく芝大神宮に決まったそう。
「幸あわせ福むすびの儀」
芝大神宮では、神前式の前に「幸あわせ福むすびの儀」が行われます。
「幸」「福」の文字が書かれた御神威のある檜の札に、新郎新婦が自分の名前を書き、紅白の紐で結びます。
幸福な家庭が築けるように願う、神社オリジナルの儀式です。
親族紹介
両家の代表者から、新郎家、新婦家それぞれの親族を紹介します。
「篝火挙式」参進
「篝火挙式」は1日1組だけの特別な挙式。
天照皇大御神をお祀りする神明社(しんめいしゃ)である芝大神宮。
あたたかな天照大御神の神明かり(かみあかり)の中で、厳粛な婚儀がおこなわれます。
花嫁は、篝火挙式に映える、より華やかな白無垢を選んだそう。
「衣裳を選ぶ際、いくつか試着をさせていただきましたが、夕刻の挙式に映える澄んだ白、そして赤色のラインがアクセントになり、より華やかに映るこの白無垢が気に入り、即決でした」という新婦。
綿帽子も赤色のラインが施されているものを選んだことで、顔まわりも明るい印象に。
神職・巫女の先導で新郎新婦と親族一同が拝殿へと進む「参進の儀」から。
神前挙式
巫女による豊栄の舞の奉納や、三献の儀、誓詞奏上、玉串拝礼、親族盃など、古式ゆかしい婚儀で、夫婦・両家が結ばれました。
幻想的な記念撮影
式後は、特別に境内での記念撮影をすることができます。
結婚式の感想
「縁あって家族になるのに、その機会を先延ばしにしたくない」
結婚式をして良かったと感じています。
コロナ禍であることや、私達が現在遠方に住んでいること、またそれぞれの親族が住んでいる地域も離れていることなどの理由から、結婚式を挙げることについて迷っていました。
もちろん結婚式をしたい気持ちはありましたが、「いつかタイミングがあれば、挙げられたら良いかな…」と少し消極的になっていました。
しかし、コロナの影響で両家の顔合わせもできておらず、「縁あって家族になるのに、このままその機会を先延ばしにしたくない」という思いから、家族だけでの挙式、そして会食をすることを決めました。
両家が皆揃って、会話をしたり、食事をしたりして、親睦を深めることが一番の目的だったと言えます。
当日は、挙式・会食を通して両家で良い時間を過ごすことができ、挙式後には、家族から「良い結婚式だった」「楽しかった」と言葉をもらえたので、結婚式をすると決めて良かったと感じました。
これから結婚する未来の花嫁へメッセージ
結婚式は、挙式当日だけでなく準備も含めて、大切な思い出になると思います。
ふたりで多くのことを話し合い、考え、選んで、時には喧嘩もして(笑)、結婚式を迎える頃には、以前よりももっとお互いのことを知って絆が深まりました。
ケーキ入刀よりも先に、結婚式の準備そのものが夫婦ふたりの初めての共同作業かもしれません!
もし今、コロナなどさまざまな理由で少人数での挙式を考えている方がいたら、神前式はおすすめですよ。
神社の厳かな雰囲気は、少人数挙式にぴったりです!
結婚式に関わる全てのことを楽しんで、噛み締めて、良い結婚式を迎えてください!
当日のスケジュール
12:50 支度場所(クチュールナオコ銀座本店)到着&支度開始
15:20 移動
15:40 親族紹介、挙式説明等
16:30 挙式
17:00 写真撮影
17:10 会食会場(東京芝とうふ屋うかい)移動
18:00 会食開始
20:30 お開き