新婦母の想いを叶え
「花嫁のれん号」で結婚式へ
花嫁の幸せを願い、のれんを贈る能登の伝統文化「花嫁のれん」。形見の花嫁のれんを飾り「花嫁のれん号に乗っては」と結婚式を楽しみにしていた母の言葉を実現したふたり。本手描友禅作家・秋山章氏の打掛は、柄のない白無垢に、上半無地の掛下と無地の帯にこだわり、壮麗な花嫁姿を叶えた。挙式当日は新婦たっての願いで、式に参列できない祖母に、打掛姿を披露するため実家で仕度をし、母へ結婚報告の墓参りに。移動しやすいよう白いスニーカーで「花嫁のれん号」が出発する和倉温泉駅へ向かった。乗客から祝福の声に包まれ、友人たちと乗車。挙式を行う金沢最古の神社「石浦神宮」のある金沢駅まで、楽しい撮影タイムとなった。
【挙式】石浦神社
【披露宴】ジャルダン ポール・ボキューズ(しいのき迎賓館)
神社から披露宴会場へ、金沢城の石垣を眺めながらの花嫁道中も艶やかなシーンに。旧石川県庁だった会場での披露宴は、親族でゆっくり食事を楽しむスタイルで、観光マスコットを模したケーキや新郎の好きな能登のお酒など、金沢ならではの結婚式をゲストと共に満喫した。
当日のスケジュール
6:00~ 支度開始
10:30~ 仏壇参り・墓参り
12:06~ 花嫁のれん号乗車
15:00~ 挙式開始
17:00~ 披露宴開始