お手本にしたい!
先輩花嫁の和装Snap
【2018年夏婚秋婚その➄】
和装が見たいという両親の希望で行った前撮り。白無垢に綿帽子、色打掛に角隠しと一生に一度しかできない経験に幸せを感じたそう。
凛とした雰囲気を醸す黒の引き振袖姿。おでこを出したヘアスタイルに帯は緑で、全体的に引き締まったコーディネートに。髪飾りは新婦のお母さんの手作り、手に持った七夕飾りは仙台出身の新婦による手作り。
前撮りでは昭和初期の花嫁をイメージさせる地毛結いの新日本髪に文金高島田を合わせ、黒の引き振袖を着用。
結婚式は昭和を感じさせる、祖母や母の世代がなつかしく感じるものにしたいと決めていた。挙式は、大好きな茶道を取り入れた茶婚式に。
披露宴では、文金高島田に合う古典的な色打掛を。ゲストから「篤姫のようだ」と褒められるほどの美しい花嫁姿に。
洋装での結婚式を行ったが、新婦の母の「和装も見たかった」という言葉でウエディングフォトを決意。5 月の新緑に映える濃いピンク色の打掛で臨んだ。撮影には手作りの扇子や結婚指輪などを使い、ふたりらしさを表現。ふたりの記念として思い出深く、何より同行した新婦のお母さんに喜んでもらえたことが一番良かったと感じたそう。
結婚式は、ふたりが付き合った記念の日から何度も訪れている大切な場所で。着る人も見る人も感動させる魅力のある白無垢を着ることができ、日本人で良かったと感じたそう。暑い時期だったため、新郎も白の紋服で涼し気に。
テーマは「親孝行」。新婦のお父さんから「全てが良かった」と褒められたことが最高にうれしかったという。
小さい頃からきものが身近で、神社挙式が夢だったという新婦。重陽の節句生まれの彼女が選んだ菊の描かれた白無垢が、神社の池や木々の緑に映えとても美しい庭三進に。
福島から参列してくれた 91 歳のお祖母さんとの一枚は、新婦の一番のお気に入り。しばらく入院していたが、結婚式を励みにリハビリを行い自分の足で歩けるまで回復したそう。
メリカ在住の新郎新婦。ゲストの多くもアメリカ在住で、電話やメールで結婚式の準備を行い当日を迎えた。「スタッフの方のすばらしいチームワークのおかげ」と話す新婦にとって、本当に忘れられないひとときとなった結婚式。和装を着て日本の伝統に触れることのできた海外ゲストも心から喜んでくれたそう。
挙式当日は大雨予報だったが、庭園での撮影と花嫁御寮の時間だけ奇跡的に雨が止み晴れ間がのぞめた。白無垢は梅と鶴が描かれ、新婦が憧れていた赤のラインが入ったものをセレクト。赤色のアクセントと柄のバランスが良く、写真映えも良かったそう。綿帽子からちらっとのぞくアシンメトリーに結った髪が初々しく、かわいらしい。
“new traditional style”がふたりの結婚式のキーワード。白無垢&紋服では遊びの要素は一切入れず、伝統的なスタイルに。大正ロマンがイメージの引き振袖&タキシードも、和モダンですてき。ボールブーケは、新婦の叔父からのサプライズギフトだそう。伝統を大切にしながらも、パッと目を引く新しさの感じられる個性的でセンス溢れるコーディネート。