八芳園の和婚
~本当の、にほんの結婚式が知りたい~
八芳園は江戸の昔から美しい日本の四季に育まれ、やさしい心とことばが今もゆたかに息づく場所。
変わりゆく東京で、どこよりも「日本」を感じられる。だから人々は、八芳園に足を運ぶのだろう。
日本人として生まれ、あるいは日本人になるために和の結婚式を選ぶなら、これ以上の舞台は考えられない。
ふたりの言葉で絆を結ぶ
八芳園の和婚式
八芳園が「和婚式」で大切にしたいのは親が子を思う気持ち、子が親に抱く感 謝の気持ちをお互いに伝え合い、家族の絆を結び直すこと。新婦の母から娘の着物の胸元に花嫁道具の「 筥迫 」その中に、嫁ぐ娘への手紙を、そっと忍ばせて。参列者一同が見守るなか、新郎新婦は大切な人たちそれぞれへ向けて、誓いの言葉を贈る。
家族の想いに寄り添う
八芳園の神前式
家と家とを結ぶ、日本古来の伝統が息づく神前式。神殿中央に架かる太鼓橋を一緒に渡る姿は結婚によって両家が結ばれることを象徴する名シーン。母親に手を取られて、新婦はゆっくりと神前へと進む。厳かな誓いの後は庭園に出て、八芳園の花嫁行列「花嫁御寮」で結婚の報告を。
心を結ぶ
八芳園の婚礼料理
かつて日本では、大切な客人をお迎えするには野山海川を走り回って選りすぐりの食材を求め、心を尽くした手料理で温かくもてなしてきた。「ご馳走」という言葉本来の意味をみつめなおす、そんな取り組みが八芳園で始まっている。
披露宴の料理はどうあるべきものか。そこに集う皆で同じとき同じものを食べる喜び、美味しさや楽しさは、かけがえのないもの。そのために食材を選び、全国の生産者と、ともにつくる。大切な方々に、変わらず健やかな笑顔でいていただきたい、と八芳園では考えている。
言葉を届ける
KOTONOHA ことのは
受け継がれてきた、日本の美しい結婚式を守りたい。そのひとつに、披露宴には欠かせない「 花嫁の手紙 」がある。簡単に言葉を届けることができる今の時代だからこそ、あふれる想いを一文字ずつ言葉にして、手で書く。手で渡す。なんと贅沢な時間であることか。これからも大切にしていきたい美しい慣わし、そのための空間と設えが八芳園には用意されている。大事なことをかたちにして残す、それを私たちは文化と呼ぶ。