思い出が詰まった自宅で花嫁支度
挙式と披露宴は島根らしい場所で
海辺の由緒ある神社で挙式 祝宴は庭園の緑に包まれて
東京で暮らしているふたりが結婚式の場所に選んだのは島根県松江市。
悠介さんの転勤に伴い、入籍して引っ越したが、もともとは由貴さんが鳥取、悠介さんが大阪に住んでいました。
結婚式は美保神社でと言い出したのは、以前デートで訪れてひとめで気に入った悠介さん。
由貴さんも「美保神社の神前式は格式があっていいなと思っていました」と、迷わず決めたそう。
披露宴は 6 月ということで、緑が美しい日本庭園の中に立つ会場にしました。
由貴さんは「大好きだったお祖父さんの仏前に結婚を報告したかったので」と、 自宅で花嫁支度をして神社へ。
独特の様式を持つ美保神社での挙式は、神前式は初めてという参列者も多く「いい経験ができた」と喜ばれたそうです。
披露宴は乾杯までを庭園で過ごし、シャンパンサーベルで大いに盛り上がって。
会場内も窓の外には緑が広がり、開放感たっぷり。
「非日常を味わってほしかった」というふたりの思いは、ゲストにしっかり届いたに違いありません。
【和婚にしてよかった!こだわりポイント】
祖父の仏前に結婚を報告
近所の人にも花嫁姿を披露
幼い頃、一緒に住んでいたお祖父さんに 「私の花嫁姿を見てね」と言っていた由貴さん。
お祖父さんはすでに他界されていますが、当日は思い出の詰まった実家で花嫁支度をし、仏前に手を合わせて。
近所の人や友人が、庭からその様子を見守ってくれました。
「お世話になった近所の方たちに花嫁姿を見てもらえたのもうれしかったですね」と由貴さん。
挙式:美保神社
披露宴:日本庭園 由志園
取材協力:神話婚
新郎. 内田悠介さん / 新婦. 由貴さん