和の婚礼衣裳が美しく映える
料亭という異空間をゲストと堪能
これまで出席した結婚式と、ひと味違う趣を料亭に求めて
ハネムーンを兼ねてモルディブで海外挙式、つきじ治作で披露宴を行ったKさん夫妻。
「洋も和も、やりたかったことが全部できて満足しました」と新婦のYさんは振り返ります。
これまで友人の結婚式にはたくさん出席したけれど、ホテルが多く、料亭はなかったそう。
自分も含め誰も足を踏み入れたことのない料亭という異空間。
下見で訪れた際その雰囲気に魅了され、「この感動をゲストと共有できたら」という思いが生まれました。
「ドレスの似合う式場で色打掛へお色直しをするのも素敵ですが、きものをしっかりと着たいと思ったら、和の趣ある会場がいちばん映えるかな、と考えました」
当日は老舗料亭の絶品料理はもちろんのこと、鯉が悠々と泳ぐ庭園や歴史ある建物を、ゲストとともに堪能。
「入るときはちょっと勇気がいるかもしれませんが、靴を脱いでくつろげる空間で思わず酒量が増えた方もいるようでした(笑)」。
この空間を楽しんで欲しいというふたりの思いはゲストに届き、笑顔の絶えない楽しい披露宴になりました。
和の婚礼衣裳を通して日本人であることを実感
花嫁の衣裳について着付けの人に教えてもらったり、筥迫(はこせこ)や末広など、道具類の由来を調べたりするのも楽しかったという新婦のYさん。
また、新郎のTさんが、紋付の紋は通常の祝い紋ではなく「自分の家の家紋を」とこだわりを見せたことも新鮮な発見でした。
新郎. K.Tさん / 新婦. K.Yさん