親子2世代、同じ式場で
叶えた挙式・披露宴。
「柏 日本閣」で繋ぐ家族の絆
JR常磐線の南柏駅から送迎バスで3分。
ロイヤルガーデンパレス 柏 日本閣(以下、柏 日本閣)のエントランスロビーに入ると、まず目に飛び込んでくるのが緑と水の織り成す庭園です。
四季折々に彩られる樹木と、15メートルの高さを誇る雄大な滝に囲まれた池には、ゆうゆうと泳ぐ錦鯉が。
晴れの日にふさわしい非日常の自然美が、1500坪の敷地に広がっています。
水辺に佇むのは千葉県の式場では唯一の独立型神殿「湖上殿」。
縁結びの神様として名高い出雲大社の分祀された御霊をお祀りしています。
本格的な神前式の儀式のなかでも特にせせらぎの音を耳にしながら一歩ずつ庭園を進む「参進の儀」の美しさは評判です。
今回、父母と娘夫婦の親子2世代で、この場所で結婚式を挙げた2組のご夫妻にお話を伺いました。
両親と同じ式場を選んで挙式・披露宴
「柏で結婚式なら柏 日本閣」といわれるほど地元の婚礼には欠かせない式場。
親子2世代の利用も珍しくないといいます。
2017年11月に挙式した伊東憲次郎さん・千里さん夫妻は、同じ地元の中学に通った同級生同士。
仕事で福岡にいた新郎の憲次郎さんが結婚を機に柏に戻ることを決めたとき、新婦の千里さんのなかでは「両親と同じ場所で神前式にしたい」という気持ちがすでに固まっていたそうです。
「5月頃に軽い気持ちで見学に来てスタッフの方に聞いてみたら、たまたま良い日取りが空いていたので」と即決。
地元の友人も柏 日本閣で挙式していたし、お互いの親族やゲストも柏在住が多く、「結婚式のためにわざわざ都心に出る必要もないと思ったし、迷いはありませんでした」という千里さん。
厳粛な神前式、アットホームな披露宴
周りの友人たちを含めて和の式を挙げるのは自分たちが初めて。いざ当日を迎えると、神殿の厳かな空気に包まれるなかで玉串拝礼や三々九度など伝統の儀式を行う際は、想像以上に緊張したという新郎の憲次郎さん。
極度に緊張した反動もあってか、披露宴はこれ以上ないというくらいにリラックスできたというふたり。
アルバムを開くと、ふたりとも笑顔の写真が目立ちます。
新婦の千里さんは、挙式では白無垢姿、披露宴では赤の打掛とウエディングドレスを着用しました。
撮影や披露宴のためのアイテムはコツコツとDIYしたという千里さん。
憲次郎さんが仕事から帰るたび「日々何かしらモノが増えていました」と笑いながら当時を振り返ります。
その甲斐もあって、顔見知りばかり80人ほどを招いた披露宴は、とても温かくアットホームなものになりました。
親子2代が同じ式場でという感慨
憲次郎さん・千里さんと同じように高校の同級生同士、柏 日本閣で挙式披露宴を行ったのが、千里さんのご両親。
伊東和彦さん・ひろみさん夫妻は、美しい鶴の刺繍細工が施された結婚記念アルバムを開きながら、懐かしそうに自分たちの結婚式の様子を語ってくれました。
「当時の挙式は、文金高島田のお鬘(かつら)に角隠しが当たり前だった時代。披露宴ではキャンドルサービスやドライアイスの演出が流行していましたね」と、ひろみさんは振り返ります。
一方、当時23歳の新郎だったお父様の和彦さんは、この日の記憶がほぼ「飛んでいる」そう。
「どの写真を見ても顔がこわばっていますね。まだ若かったこともあって、両家の家族や親戚を前にして、頭の中は真っ白。こんなことって一生のなかでそうはありません、それは緊張するでしょう」と語ります。
自分が新郎だったときの緊張感と、今回の新婦父としての緊張感は、まったく別物だったといいます。
「とにかく自分のことでいっぱいいっぱいだった当時と、相手方の家族や親戚に挨拶をしてまわる新婦父として迎えた結婚式では、同じ場所にいても、まったく違う感慨がありました」