お花見をテーマに
郷土料理や地酒で
おもてなしした春の祝宴

「せっかく日本人に生まれてのだから、日本の文化を大切にしたい」

「白無垢姿を見たいと言っていた父に、見せてあげたい」

そんな思いで結婚式の準備をスタートさせたふたりの希望を叶えてくれたのは東京・白金台の「八芳園」。

「私の母は美容師で、幼い頃から母が花嫁さんを作るところを見てきました。花嫁のイメージは白無垢に文金高島田。そして、姉の時はウエディングドレスだったから、父への親孝行したい気持ちもあり、和婚のできる会場を探しました」という新婦。

遠方からお越しになるゲストにもアクセスが良いことや、100名近くを招待する挙式・披露宴が可能で、素晴らしい神殿があり、ふたりらしい結婚式が叶えられることなどが決め手となったそう。

全体のテーマは「お花見」。装花や料理、お酒は、「ふたりらしく」をモットーに、料理とお酒は新婦の出身地・秋田の郷土料理を入れ、地酒も取り寄せて。

セレモニーの中ではふたりの思い出の味、親子丼にちなんで「親子丼バイト」を。

「せっかく集まってくれるのだから、みんなの喜ぶ顔が見たい!」という想いで準備を進めたそう。

思い出深く厳かに叶った神殿での和婚

挙式は神殿での神前式。花嫁は白無垢・綿帽子姿で。

出雲大社の縁結びの神様を祀る八芳園の神殿で厳かに結婚の契りを交わしたふたり。
「母と手を繋ぎながら渡ったお太鼓橋は、心に残るいい思い出です。指輪の交換では、新郎の指に指輪がなかなか入らず、みんな微笑ましく見守ってくれました。人生で一番長い30秒でしたが、それも今となってはいい思い出です!(笑)」

「お花見」をコンセプトに春を感じる祝いの宴

披露宴では綿帽子を外し、文金高島田の白無垢で入場。

「春の日本庭園」をテーマに、桜の枝など季節感と和の雰囲気を感じさせる装花で会場を飾って。

純米酒「高清水」の季節限定“春の純米”で鏡開き。「鏡開きには、夫婦円満や運を切り開くという意味があると準備の中で知りました。両家揃って鏡開きが出来たのはとても良い思い出になっています」という新婦。

各テーブルには花見酒を用意。そのほか新婦おすすめの日本酒も取り揃え、お花見気分をゲストに味わってもらいました。

新婦の退場は甥っ子、姪っ子と。「結婚を伝えた時に、もう一緒にディズニーランド行けなくなるね。と言われ、絶対に結婚式ではこの子たちと一緒に退場しようと決めました。『ディズニーランドには新郎も一緒にみんなで行こうね!』と伝え、子供たちの記憶にも残る時間が作れて本当に幸せでした」(新婦)

郷土料理や思い出の料理をアレンジしたメニュー

新婦の出身地、秋田の郷土料理や、ふたりの好物や思い出の味などをぎゅっと詰め込んだ春のおもてなしメニューを和食で統一しました。

新婦の出身地、秋田の郷土料理や、ふたりの好物や思い出の味などをぎゅっと詰め込んだ春のおもてなしメニューを和食で統一しました。

オリジナルFUSHIME メニュー。春の秋田を感じてもらえるように、郷土料理を二段重に。
一の重は「秋田の焼きたんぽ/ふき味噌焼きだまこ」
二の重は「よもぎ麩胡桃餡焼き/いぶりがっこチーズ/海老魚卵挟み/飯蛸唐墨合え」

新郎の好きな鰻やお造りメニューを八芳園のコースメニューから抜粋。「さしすせそ」で味付けされているそう。「鰻胡瓜/青利烏賊/野菜の赤酢ジュレ/鮪葱/縞鯵」

デザートは新婦のオリジナルレシピの桜あんロールケーキ。

披露宴でのセレモニーでは、ふたりの思い出の味「親子丼」を特大で作ってもらったのがこだわり。比内地鶏の親子丼は秋田名物のひとつで、新郎も大好きな一品。新郎新婦で互いに「親子丼バイト」をした後は、キューピットの4人にもサンクスバイトをしました。

お色直しでは色打掛に掛け替えて洋髪にアレンジ。

お花見のテーマにちなんで、朱傘と桜吹雪で入場。

新婦の友人スピーチでは、会場に来られなかった友人からのサプライズムービー。新郎の友人たちからは「新郎あるある」を加えたUSAを披露。愛情たっぷりの余興にふたりとも感動しっぱなしでした。

祝宴の締めは新婦からの手紙の朗読。「手紙を読むか悩みましたが、直接感謝を伝える機会は少ないと思い、読むことにしました。大切なゲストや新郎の両親へも直接お礼を伝える機会となり、やってよかったです」(新婦)

カップルデータ

新郎. Nさん / 新婦. Yさん

結婚式.2019年3月16日

八芳園

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