母の願いを叶えた
自宅からの幸せなお嫁入り

結婚式の朝、新婦の自宅で行われた花嫁支度。
最近では少なくなってきた自宅からのお嫁入りする「出立ち」の光景です。
あえてこのスタイルを選んだのは新婦母の願いもあったそう。
「私の母が結婚した時、自宅で花嫁支度をして出発したいという思いがありながらも叶わなかったので、娘の結婚式では叶えてあげたいと考えてくれていました」(新婦)
雅な打掛を纏い、美しい花嫁姿になった新婦は、
家族やご近所の方々の祝福を受けながら新郎が待つ式場へと出発しました。

生まれ育った家で、家族に見守られながら花嫁支度

色打掛を手配した「衣裳店 むらまつ」は、両親の結婚式でも衣裳を借りた30年来のお付き合い。新婦も七五三など子供のころから晴れ着を借りてきて、親子二代での花嫁衣裳となりました。
家族に見守られながら支度を整え、ご先祖様への仏前参り、ご両親への嫁入り挨拶をして、ご近所の皆様からも見送られて式場へ。
2年前から実家を出て暮らしていた新婦にとって、改めて結婚式の日に自宅から出発できたことは、感無量の喜びとなりました。

色打掛を手配した「衣裳店 むらまつ」は、両親の結婚式でも衣裳を借りた30年来のお付き合い。新婦も七五三など子供のころから晴れ着を借りてきて、親子二代での花嫁衣裳となりました。
家族に見守られながら支度を整え、ご先祖様への仏前参り、ご両親への嫁入り挨拶をして、ご近所の皆様からも見送られて式場へ。
2年前から実家を出て暮らしていた新婦にとって、改めて結婚式の日に自宅から出発できたことは、感無量の喜びとなりました。

生家の広間で朝の8時からお仕度開始。髪型は洋髪にして色とりどりの花をヘアードに。

衣裳店で5着ほど試着して選んだという色打掛。赤地の打掛が多い中で、白地に鮮やかな朱色の牡丹や金の鶴が描かれ、清楚さと華やかさを併せ持った雰囲気に一目ぼれしたそう。

お母様から最後の仕上げの紅を入れてもらう「紅差しの儀」。

仏前でご先祖様へ手を合わせて。

ご両親へ「23年間お世話になりました。お嫁にいきます。ありがとございました」とご挨拶。
「幸せになりなさい」という両親の言葉に思わず涙が込み上げて…。

出立ちの儀式の習わしに従って、縁側から出て出発する新婦。

ご近所の皆さんも花嫁の晴れ姿を見に集まってくれました。子供のころから花嫁を知る方々は、「こんなに大きくなって」と我が子のように目を細めて見守って。最近では珍しくなった雅な光景に、こんなにおめでたいことはないと笑顔で見送ってくれました。

結婚式はゲストハウス「クイーンズマリー」で。
挙式はドレスでチャペル式を行い、披露宴で改めて和装姿に色直しして登場。

ガーデン側の扉からお色直し入場を待つ和装姿の新郎新婦。

大切なゲストの皆様との楽しい披露宴に。

お色直しでは孫娘の晴れ姿を喜ぶお祖父さん、お祖母さんと一緒に退場して感謝の気持ちを伝えることができました。

カップルデータ

新郎. Kさん / 新婦. Sさん

結婚式.2019年6月15日

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