お手本にしたい!
先輩花嫁の和装Snap
【2018年夏婚秋婚その②】
雑誌「日本の結婚式」では読者やお店から寄せられたステキな和装実例スナップ写真を毎号誌面でご紹介。特に、2018年12月発売の第29号では過去最多の応募が寄せられ、その中から34組を一挙掲載。公式サイト「日本の結婚式ドットコム」でも5回に分けて全カットを余すところなくご紹介。誌面より大きく見やすくなった写真もあるので、どんなコーディネート、ヘアメイク、ロケーションにしようかと思案中の花嫁は、ぜひ参考にしてみて!
お母さんの希望だったという「紅差しの儀」。木漏れ日をバックにした雰囲気のある写真が新婦もお気に入り。
水化粧に地毛結いの新日本髪で臨んだ新婦。「似合わないかも」と不安だったが、リハーサルで自分に似合うバランスを提案してもらい納得の仕上がりに。古風になりすぎないように、ゆるさを少し残したのもポイント。
綿帽子からのぞく赤いランの花が、白無垢コーディネートのポイントに。小物も最後の最後まで悩み、新婦のこだわりがたっぷり詰まったもの。同じ白無垢を小物やヘアスタイルを変え、挙式と披露宴の両方で着用した。
白と赤の花は、なんとユーカリの葉で制作したもの! 花嫁姿をより引き立てる美しくモダンなブーケは、花嫁の大のお気に入り。
福岡人なら誰もが知っているスポットや、イルミネーションきらめく街中での撮影は、躍動感も加わりふたりらしさもたっぷり。衣裳は新婦が成人式で着用した振袖。三姉妹全員が袖を通してきたもので、思い入れもひとしお。クリスマスの時期に合わせ、帯と伊達襟、帯揚げはグリーンをチョイスしコーディネートした。
ふたりのお姉さんの結婚式を見て、和装での結婚式に憧れていた新婦。赤色がアクセントの白無垢・綿帽子には、赤のリップを合わせて潔い美しさに。新郎の紋付き袴には、家紋である“上り藤”を入れた。
新婦がひとめぼれし、きもの好きのお母さんも太鼓判を押したという立派な色打掛。ヘアにはきものの柄と調和する生花をあしらって。
当初は洋装へのお色直しを考えていた新婦。しかし、和装が着たいという新郎の希望と披露宴会場が和モダンな雰囲気だったことから、お色直しで色打掛を着ることに。ゲストからの感動するほどの歓声に、和装にして良かったと感じたそう。
人生で一度も髪の色に手を加えたことがないという新婦。ヘアは、そんな黒髪の美しさを生かして品良く。
神奈川から新郎の地元である広島に嫁いだ新婦。「広島にお嫁に行くなら、世界遺産で結婚式を挙げてほしい」というお母さんの夢に応え、念願の白無垢・神前式を行った。
カメラマンである新婦の親友が撮影した「満面の笑顔」は、ふたりのお気に入りの一枚。
洋髪に合わせた水引の髪飾りは、新婦自身の手作り。
日本人の新婦と香港人の新郎との国際結婚。白無垢には両国共通のおめでたい色である赤色が入っていることが絶対条件だった。赤ふきがアクセントの白無垢に、華やかなかんざしがよく似合う。
香港では富貴の象徴として愛されている牡丹が描かれた色打掛に、時代劇が大好きな新婦らしい尾長を合わせて。髪飾りは全て新婦が探して選んだもの。
お母さんが選んでくれ、新婦もひとめぼれしたという色打掛。当日の花嫁姿は新郎はもちろん両家の家族からも絶賛で、和装を着ることを薦めてくれた新郎の父にも感謝しているそう。
和モダンなコーディネートは、洋の空間にも映える。当日の気持ちや情景が鮮明に思い出される写真の仕上がりに、新郎新婦も大満足。