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【花嫁和装レクチャー】
新郎新婦・和装の立ち居振るまいの基本 

2018/07/15

白無垢や色打掛など憧れの和の花嫁衣裳を美しく着こなすためには、ドレス姿のウエディングの時とはまた違った立ち居振る舞いが必要になる。衣裳や髪型メイクが完璧だったとしても、悪い姿勢や動作がだらしないとゲストからの印象は台なし。挙式や披露宴の様子を後から写真で見て、自分でもガッカリ…とならないために、新婦は「ゆっくり優雅に」、新郎は「堂々と凛々しく」を、基本動作として心掛けたい。

 

和装の新郎新婦 立ち方の基本

花婿花嫁のバランスの良い立ち姿は、美しい所作の根本になるもの。イメ―ジとして、頭と体が一本の線になるように背筋をピンと伸ばし、肩の力は抜いて顎を引くとよい。

新婦

脚は両膝ふくらはぎをつけるように内側に少し力を入れる。真正面を向くよりも、体を斜めに振った方がすっきりと見える。
✖花嫁が後ろに反り返るのは見苦しい、重心をやや前に置くこと。
<手の位置>
手ぶらよりも末広を持つと手に表情が出る。右手でかなめの部分を持ち、左の手のひらで受けるように。位置は体の正面、ウエスト辺りで。
<足の位置>
足元は、片方の足を斜め後ろに少し引き、つま先を内側に向けるときれい。並んで立つ時は、ふたりの位置が八の字になるように寄り添って。

新郎

基本姿勢は背筋を伸ばして胸を張る。堂々として見えるよう、足は肩幅程度に開いて立とう。扇子を持っていない方の手は、軽く握って。
✖手を開いたままダラッと下げるのはNG!気をつけよう
<手の位置>
正装では、「白扇」と呼ばれる男性用の扇子を右手で内側に向けて持つ。暑いからといってあおいだり、開いたり閉じたりするのは禁物。
<足の位置>
写真を撮る時やふたりで並んで立つ時は、片足を少し引いて体をやや斜めに。草履はかかとが1〜1.5cmくらいはみ出すサイズがちょうど良い。

 

和装の新郎新婦 座り方の基本

椅子に腰掛ける動作はあまりに日常的で、おろそかになりがち。まず椅子の前に足をきちんとそろえて立ち、次に静かに腰を下ろすとよい。

<顔の位置>
顎は上げすぎず、下げすぎずに。目線は真っ直ぐだと威圧感が出てしまうので、少しだけ先の下の方を見る。表情は緊張のあまり硬くなりがちなので、自然に見える柔らかい表情を予め鏡の前で練習しておこう。
<手の位置>
男性は、肘を軽く曲げて両手を腿の上に置く。女性は指先を交差して重ねると上品な印象。手を体の脇にダラッと下ろしていると姿勢まで悪くなり、だらしなく見えてしまうので注意して。きもの姿のとき気を付けたいのは、たとえば乾杯でグラスを上げる時。脇を締め、二の腕が見えないよう袖口をもう一方の手で軽く押さえるときれいに見える。

新婦

帯がつぶれないように、深く腰掛けないのがコツ。座面の3分の2ほどの位置に腰掛け、両足を体の中央でそろえて軽く引く。

新郎

深く腰掛けて、足は肩幅くらいに開くのがよい。座り方が浅すぎると落ち着かない印象をゲストに与えてしまうので注意。

 

和装の新郎新婦 歩き方の基本

洋装の時とは最も異なることのひとつが、歩き方。いつもより歩幅を小さくして、すり足気味にゆっくり足を運ぶのがコツ。

<目線>
新郎は真っ直ぐ前を見る。新婦の方は少し伏し目がちにすると、おしとやかで上品に見える。きょろきょろと周囲を見回すのは避けたい。
<姿勢>
顎を引き気味にして、背筋を伸ばす。首を突き出した姿勢にはならないように気をつけよう。
<歩幅>
新婦は歩幅を小さくして、ゆっくり歩く。新郎は、花嫁の歩くスピードに合わせる。足を引きずったり手を振って歩いたりするのはNG。

新婦

常に新郎の後ろを歩くこと。また、猫背にならないように注意して。顎をしっかり引いて腰から前に出るように歩くのがコツ。

新郎

常に前を歩くことになる新郎は、ゆっくり歩く花嫁のために、ひとりだけどんどん先に行ってしまわないように気をつけよう。

 


<初出記事>『日本の結婚式』No.27