日本文化の素晴らしさを再認識した
神社での結婚式
神田が地元の新郎家。神田祭など昔から縁も深く、広い境内や総朱塗の美しい社殿、創建1300年の歴史を魅力に感じた「神田明神」を挙式の舞台にしました。
花嫁支度を整え、挙式のリハーサルを行い、明神会館内の写真室で記念写真撮影。控室にて両家親族紹介を行い、和やかに挙式までの時間を過ごしました。
地毛で結った日本髪に枝垂桜や鶴を施した白無垢をまとい、雅楽の演奏が流れるなか母に手を引かれ参道を進むと、「お嫁に行くんだな」という実感とともに身の引き締まる思いがしたという新婦。新郎の地元・神田の人たちや新婦の親戚も駆けつけてくれ、両家が参進する様子を見守ってくれたそう。
ふたりの名前を白い小石に書き、御本殿の神域に奉納する「結び石の儀」は、神田明神だけの特別な儀式。
挙式後の境内で、挙式を見守ってくれた人たちと一緒に写真撮影を行うことができたのも良い思い出となったそうです。
披露宴は、両家親族がリラックスした中、美味しい料理を堪能。「鯛の塩釜開き」は演出としても盛り上がり、美味しい鯛めしにもなり大好評だったそう。
「普段慣れ親しんでいる「神社」「和装」ですが、結婚式の時にしか経験できない儀式と、この時にしか着ることができない着物(白無垢・色打掛)は、改めて日本人で良かったと思わせてくれました。神社は昔もこれからも変わらず同じ場所にあるので、初詣や人生の大切な節目に家族みんなでお参りに行くことが出来ることも良いなと感じます。そして、結婚式をして良かったことは、とにかく家族と家族のつながりを感じることが出来たことです」と、神社での結婚式を振り返り語ってくれました。