お手本にしたい!
先輩花嫁の和装Snap
【2018年夏婚秋婚その④】
雑誌「日本の結婚式」では読者やお店から寄せられたステキな和装実例スナップ写真を毎号誌面でご紹介。特に、2018年12月発売の第29号では過去最多の応募が寄せられ、その中から34組を一挙掲載。公式サイト「日本の結婚式ドットコム」でも5回に分けて全カットを余すところなくご紹介。誌面より大きく見やすくなった写真もあるので、どんなコーディネート、ヘアメイク、ロケーションにしようかと思案中の花嫁は、ぜひ参考にしてみて!
両家のお母さんに相談して決めたオレンジ色の 打掛に、Instagramで見つけた手作りの髪飾りでコーディネート。雨の多い9月だったが当日は晴天で、望んでいた日本庭園での撮影も実現した。新郎や新郎のお母さんは初めてのきものに感激。日米の家族みんなで過ごしたひとときは、かけがえのない思い出に。
からくり職人である新郎の作品を手にツーショット。
お色直しはせず、白無垢のみでの挙式&披露宴。挙式では、新婦のお母さんがとても気に入ってくれていたというかつらに角隠しを合わせて。
「両親への恩返し」がテーマの結婚式。両親と手をつないでの写真は、幼い頃を思い出すような温かな気持ちに。両家みんなが笑顔満点の一枚となった。
アメリカ人の新郎と国際結婚の新婦。海外で暮らしているからこそ、日本で伝統的な結婚式を挙げたかっ
たという。
親友たちが着ているブライズメイドの衣裳は、新婦から感謝の気持ちを込めて贈ったもの。
アメリカに家紋の文化はないが、新郎のこだわりで家紋をデザイン。3つの羽には、ふたりが家族として
結びつく思いが込められている。
前撮りの舞台は、ふたりの思い出の地である京都・嵐山。当初は色打掛を着る予定だったが、実際に見る白無垢の美しさに魅了され白無垢を着ることに。冬の凛とした空気と柔らかな日差しのもと、竹林を散歩しながらの撮影が幻想的。ヘアメイクは、自然な毛流れの中に日本の女性らしさが感じられると、新婦のお母さんにも大好評だった。
日本文化が好きな新郎新婦が選んだのは、十二単と束帯の晴れ姿。春らしく明るい色合いの十二単には、神社の荘厳な雰囲気にマッチする大垂髪を合わせて。「お雛様とお内裏様みたい!」「ふたりらしい」と、ゲストからも絶賛だった。十二単は重くて疲れるかもという印象だったが、締め付けがなく楽に着用できたそう。
友人たちと日本舞踊を披露。新婦の願いが全てかなった、夢のようなひとときだっそう。
新婦の“もうひとりのお母さん”でもある日本舞踊の師匠が選んだ色打掛。本来は挙式で着用する角隠しだが、新婦の希望で披露宴で着用することにした。
日本舞踊をたしなむ新婦にとってきものへの思いは人一倍強く、白無垢に綿帽子は幼い頃からの憧れ。
洋装からのお色直しは、新郎の希望で和装に。ブーケと髪飾りは、新郎の母からのプレゼント。新婦が大好きなダリアの花が入った大きな髪飾りが色打掛の豪華さに負けない華やかさを放ち、どこから見ても美しい花嫁姿を演出してくれた。周りの結婚式は洋装が多く、ゲストに「新鮮だった、すごくきれいだった」と喜んでもらえたそう。