【大阪・住吉大社】王道の神社挙式とくつろぎの披露宴
憧れの風景に身をおく 幸せを噛み締めて
当初は、住吉大社のほかにもうひとつ、洋式の挙式会場も検討していたという掛水夫妻。
そろそろどちらかに決めなければというタイミングで、さなえさんのおめでたが分かり、それならば帯を締めつけない着付けで和装オンリーの式にしようと、住吉大社での和婚に決めたそう。
住吉大社は、さなえさんの兄が13年前に挙式した場所でもあります。
「格式のある雰囲気のお式や、朱塗りの太鼓橋を背景にゲストとの記念撮影は自分の時もやりたいと思いましたし、特に花嫁行列に憧れました」と、その当日を振り返るさなえさん。
これまでに出席した友人の結婚式で和婚の人がいなかったのも、大きな決め手となりました。
「住吉さんで挙げるなら」と友人の多くがきもので参列してくれたのもうれしかったそうです。
ゲストとの距離が近い上質な空間で笑顔の披露宴
住吉大社の神館は大正天皇の御即位大礼を記念して建立された迎賓館。
寒さの残る3月、履き物を脱いでも床暖房入りの畳のおかげで快適にくつろぐことができたそうです。
「神前式だけでなく、自分たちらしいおもてなしができる貸切の披露宴会場が敷地内にあったのも魅力でした」というふたり。
建物自体は厳かながら、低めの高砂でゲストと同じ目線で過ごせるアットホームな雰囲気があり、大阪らしく笑いの絶えない、和やかな披露宴となりました。
お色直しはNHK 連続テレビ小説「ごちそうさん」で見て憧れていたという黒の引き振袖。
「着付けの方が上手で、お腹も全く苦しくなかったです」というさなえさん。
6月には長男が誕生。
お宮参りや七五三など、今後は〝ふたりの〞から〝家族の〞特別な場所となりました。